地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

大阪府北部でM3.6

2019-05-22 05:23:34 | 日記
 昨日は、世界的にみると、アラスカやアイスランドの北極に近いところでの地震が多めでした。規模はそれほど大きくありませんが、冬場は南極に近いところで、夏場は北極に近いところで、という形で、太陽の引力の強いところで地震が起きやすくなっていると考えていていいと思います。

 日本では、大阪府北部でM3.6の地震。ここは、新潟から京都へのライン上ですから、千葉県東方沖や神津島近海の地震の影響で起きる地震のうちの一つと考えていいと思います。
 そして、昨日の地震で一番怪しいのは、日本海のちょうど真ん中あたりで、M4クラスの地震が発生していること。ここを中心に北海道の利尻・礼文の南側と九州の西方東シナ海の海上でも地震が起きています。
 それで、これは個人的な見解なんですが、上記の震源を緩やかにつなぐライン上で亀裂が入りながら、徐々に沈降していったと考えています。メカニズムに関しては、まず「ユーラシアプレートの東端に亀裂が入り、そこが切り離される」⇒「ユーラシアプレートで重心移動が起こる」⇒「東端が沈降する」という流れ。こうして、最初は大陸と陸続きだったものが、徐々に沈降しながら大陸と日本列島の間に海水が入り込み、今の日本海になったと考えています。そして、その中でも大きな沈降があったのが、約8000年前で、このときに沖縄の海底遺跡が水没したのではないかと考えています。ちなみに、東南アジアの方も、この時期に沈降している、ということです。

 それで、地球規模で考えた場合、緩やかな地殻変動によって、隆起・沈降やプレート移動が緩やかに起きるのと同じように、大きな地殻変動によって急激に隆起・沈降が起きたり、環境の変化が起きることもありうるわけで、それが今の時期に起こるとしてもなんら不思議なことではないんです。

 さて、それ以外に、怪しいところというと、それは昨日書いたところです。それから、これは海底のことなので、実際のデータをとれないのですが、たぶん、フィリピン海プレートにかなりの圧力がかかっていて、フィリピン海プレートの周辺部分で熱を持っているのではないかと思っています。そして、風向きや海流の関係で、湿度の高い空気が屋久島上空に入り込み、今回屋久島の土砂災害をもたらしたのではないかと考えています。
 ちなみに、釧路では、月曜日から強風が続いていて、昨日は雨も降りました。自分はゴルフをやるので、風のことはかなり気になるんですけれども、こんな感じの気候は、釧路では珍しいと思います。

 ですから、南海トラフ周辺では、かなり圧力がかかっていて危険な状態であると考えています。要注意。
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