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永年、埃を被った重石の山を整頓と日々意気込。
図書目録作成奮闘日記の目論見。

書類に文字を差し込んで印刷

2016年09月06日 | パソコン演習
申請書類の記載項目に差し込み印刷するには
文書の記入位置に合わせてWord文章を作成するには、結構面倒です。
一般的な方法としては、テキストボックスを作成し、
「書式」リボンの「サイズ」の詳細設定の「位置」タブで、水平方向、垂直方向の設定を位置mm単位でを決め、
テキストボックスを図形の塗りつぶし無し、枠線無し、して文字を入力し、印刷すれば、
差し込み上乗せ印刷ができるのですが、この方法だと、2~3か所までではできますが、入力カ所が多くなると面倒です。

 そこで、頻繁に使われたり、入力カ所が多かった場合(例。領収書など)の便利な手法を紹介します。
差し込む書類を、Wordの背景に設定する方法を紹介します。(背景は印刷されません。)

私は、100円ショップで購入した領収書に町内会名、角印、但し書き、金額、相手名を差し込み印刷しています。

Wordの背景機能を使って、書類に差し込み印刷をする方法。
1.書類をスキャナーで読み取るり、図形として保存します。
2.Wordを起動、サイズを、書類のサイズに合わせる。(今回はA4として)
3.読み取った図形を張り付ける。
4.文字列の折り返しを「前面」に設定
5.張り付けた図形を、サイズ全体にまで拡大する。図形を選択したまま。
6.「書式」リボンの「図の圧縮」→「解像度の選択」で●電子メール用(96ppi) を選択「OK」
7.図形の上で右クリック、「図として保存」で保存します。
8.図形を削除します。
9.「デザイン」リボンの「ページの背景」の「ページの色」
10.「塗りつぶしの効果」→「図」→「図の選択」で図形を選んで「OK」
11.これで、背景に差し込まれる書類が設定されましたので。
  テキストボックスをさしこんでいけば、書類に上書き印刷ができます。

※この手法の一番のみそは、96ppiに圧縮することにあります。
ただ、ご老人ようには、150ppiを選択されてはりつけると、画面を128%ほどに拡大すると、ぴったりおさまります。