トーク・アバウト・アメリカン

トークアバウトボーラ→300C→アメリカン。最近はアメリカからだいぶ外れてきています(笑)

「北京にて」その①

2005-12-05 12:47:00 | アジアン
今、中国(北京)では日本の建築構造書偽造事件のニュースの話題で持ちきりです。現地で様々な方と会う度に、このことが話題になりました。「あの日本でまさか」(なんだかんだ言ってもイメージが良い)という驚きとともに、離日直前の報道では国威発揚もあるのでしょう。中国=人類を宇宙に送ったこれからの国。日本=いい加減、手抜きのイメージが出来つつあるのは残念です。本当は、日本人の仕事のクオリティ高さを物語る話では、よくマレーシアのペトロナスツインタワー(400M級の超高層ビル)の話が引き合いに出されるのですが、この世界最大級のタワーはツイン・・という名のとおり、2棟あり片側は日本。もう一方は韓国の企業が施行を請負ました。しかし、完成した現在、韓国企業が手がけた方が傾き始めたのです。それに対して当然ですが日本の企業のはそんなこともありません。しかし、こうした話も過去の話になりつつあるのでしょうか・・。この事件は今後の日本企業の商談、受注に影響しないとは言えないと思います。横道それましたが、今回も仕事のためVW、アウディ画像があまり撮れませんでしたが相変わらずボーラは沢山みかけることができました。

メーカー別によくみかけたのは、VW、アウディ、ヒュンダイ、ホンダ、マツダで車種ではVWの新旧ジェッタ(日本名ジェッタ、ボーラ)、パサート、アウディではA4、新旧A6(新型、シングルフレームだらけ!)、アコード(インスパイア)、マツダ6(アテンザ)。ちらっとですが、A8、フェートン、クラウン、新型Sクラスと言った高級車も見かけました。北京では2008年のオリンピックに向け道路の整備が進み、都市部の渋滞回避の為、あっという間に環状線が何本もできています。(それでも大渋滞ですが・・)、凄まじい勢いで旧来の建物が壊され、高層ビルが建って行きます。先富論(能力ある者から先に豊かになりなさい)の思想のもと、都市部では急激な発展を遂げております。農村部にいる8億という民の生活の向上はひとまず置いて。