お菓子教室Cakes&Tea(ケーキ&ティー) わかこのお菓子な生活


福島県会津若松市にある洋菓子、パン、和菓子の教室です。

おでん

2008-10-24 | 食・レシピ

 ずっと作りたかったおでんを作ってみました。

結婚前も後もおでんは母、義母が作るもので私は作ったことがありませんでした。

 でも、数年前テレビでおでんの作り方を知ってから、私が知っていたおでんの作り方とはかなり違っていたので、作ってみたいと思っていました。

 そんなわけで、私の休みの日に留守番を頼まれたので、おでんを作ることにしました。今年2度目の挑戦です。

 1度目は、時間がなくて味のしみ込みがいまいちだったのでリベンジ。

 皆さんはおでんってどうやって作っているのかわからないけど、プロのコツを徹底的にとりいれたおでんは、すごく美味しいんです。テレビや本や料理教室等で習ってきた知識なんかを組み合わせて、私が一番これだ!!と思った方法で作ってみました。

 私の作った作り方を紹介します。

 まず、大根は厚く皮をむき、面取りをして両側十文字に切り込みを入れる、それを米のとぎ汁でやわらかくなるまでしっかり煮て、洗います。

 大根を煮ている間に他の下処理。昆布は、20分くらい水に戻し結んでおきます。その戻した水がだしになります。

 油で揚げてある練り製品は、熱湯をかけて油臭さを落とし、味をしみ込みやすくします。

 こんにゃくは、1~2分茹でて、ざるにあけておきます。

 ゆで卵を茹でておきます。

 準備が全て終わったら、昆布のだし(戻した水)を鍋に入れて大根を入れ、火にかけます。

沸騰したら、かつおぶしをざるごと入れて、沸騰したらとりだします。

 そこに、さけ、しょうゆ、塩で味を整えて残りの材料を全ていれます。味のしみ込みにくい、練り製品以外を下にして、練り製品を上に入れます。

 沸騰したら、弱火にしてぐつぐつしない火加減を保たせて、味をしみ込ませます。

…というわけで、ここで登場したのが『鍋帽子』エコクッキングには欠かせない私のアイテムです。沸騰したら、鍋帽子の中に鍋ごと入れるだけ。Sany1132 大根を煮る時にも利用できます。でも、前回時間が短かったせいか鍋帽子を使ったら、大根が固めだったので、鍋帽子なしで大根は煮てみました。どんな鍋にでも合う優れものです。

約2時間後にはしっかり味がしみ込んでしかも沸騰させてないので練り製品の油臭さが他に移らない。だし汁も澄んだままの状態です!!だから、だしの味がそのまま いかされていて油っぽさがなくてすごく美味しい。味もしっかりしみ込んでいました。

煮物は、冷める時に味がしみるというのがすごくわかる料理です。

そうそう、私がおでんを作りたかった理由は、これでした。おでんは練り製品を入れたら沸騰させては駄目だそうです。恥ずかしながらそれをテレビでみるまで知らなかったのです。

鍋帽子が無い時は、土鍋が理想的。ない場合は、鍋を新聞紙で包んでから毛布に繰るんでおくと良いそうです。土鍋を新聞と毛布を包むとさらに効果的です。Sany1129

深い鍋で作ったので、素材が見えにくくてわかりにくいですがこんな感じに出来上がりました!!

こんどから、自信を持っておでんが作れるそう