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月いちのお楽しみ、かじたいずみ教室の料理講座「おいしいお皿」。
遠藤ミホさんが講師を務める少人数制のアットホームな教室です。
5月のテーマ食材は今、旬真っ只中の“山菜”。
遠藤さんの出身地、新潟から山盛り届いた山菜。
長い冬を乗り越え、春を待っていたかのような
生命の息吹を感じずにはいられません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
四季のある日本に生まれてよかったと思える瞬間です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/ef/826e904b2f24279e88e037f210f07b28.jpg)
ふきのとう、こしあぶら、木の芽(あけびの芽)、うど
なるこゆり、うるい、とりのあし、行者にんにく。
こごみ、あんにんご。
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“あんにんご”は、ウワミズザクラのつぼみ。
“杏仁子”と書くように、杏仁豆腐のような香り。
ドクターペッパーの味だ!なご感想も。
新潟ではこれを塩漬けにしたり果実酒として楽しむのだそう。
人間が食べやすいように
長年に亘って品種改良されてきた野菜と違って
山に自生している山菜は、独特な苦みやえぐみが最大の魅力。
ウルイやウドのように生で食べれるものもあれば
ワラビやゼンマイのようにアク抜きが必要な山菜も。
ということで
ゼンマイの生とアク抜き方法の違いを食べ比べ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ad/bb0f1a12b22951b575aa8a2fcebd2bba.jpg)
手前が生、奥が重曹、右が小麦粉。
生は、シャキシャキ且つヌルヌル。えぐみと苦みが感じられ。
小麦粉をお湯に溶いて茹でたものは、ヌルヌル感はなく苦みが少々残り。
重層を溶かしたお湯に一晩浸けたものは
食べ慣れたゼンマイの味。アクも綺麗に抜けていてやはり最適なよう。
とはいえ、生のゼンマイも食べられないことはなく
渋くて生では無理、と思い込んでいたので、新たな発見でした。
地域によって自生する種類も時期も違う山菜は
呼び名もさまざま。
おもしろいのは愛媛ではツクシを食べるのに
高知ではあまり食べる習慣がありません。
イタドリは逆で高知では食べるのに愛媛ではあまり…。
お隣の県なのに不思議です。
(私はツクシもイタドリも大好き♪)
前置きが長くなりましたが
山菜をふんだんに使って調理スタート
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/light.gif)
瑞々しいウドとフルーツのサラダ2種を。
まずはイチゴ。
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地味なウドが苺のおかげでぱっと明るく笑。
片方は柑橘フルーツを使って。
今回はニューサマーオレンジ。
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このサラダにお勧めの
遠藤さん特製のレモンの塩漬け。
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レモンの皮を塩漬けにしただけものですが
香り、ほのかな苦みが何とも言えません!
皮も安全な国産のレモンが手に入ったらぜひ♪
たーーーーーっぷりのふきのとうは。
鯖を合わせてパスタに。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/25/3a822faa534115a99c535556555dd12e.jpg)
ふきのとうの苦みと鯖のコクが相性◎。
これはまさに大人のためのパスタ。
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ドライトマトのきゃらぶき。定番のウドのきんぴら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/c9/804a9327306f08b0b398099036cb641f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/15/15aee153fd2f77de5ab4ae496a2edb26.jpg)
ドライトマトとふきの組み合わせが斬新!
白ワインが進むお洒落なきゃらぶきです♪
メインはラムとコシアブラのロースト。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/a6/e0d5dca9d3cd574db1cbb1602e18779d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/dd/18cb9469c480f9a80813faf4ad81c335.jpg)
ラムが覆いかぶさるほどの山盛りのコシアブラですが
熱を加えるとこれだけに。
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山菜と油の相性は抜群、ラムの美味しい脂を
コシアブラに移します。
さらにレシピにはない差し入れが次々と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/4d/863f817aa73af48056cc5bccfb292fc8.jpg)
山菜本来の味を楽しむお浸しは
木の芽(あけびの新芽)、うるい、なるこゆり。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/98/0542c0a31ffc41d9304d1218c860a906.jpg)
右はわらびやきゅうり、にんじん、新ショウガの出汁浸し。
ウドの香りを移したご飯も炊きあがり。
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どれから食べよう~目移りしないはずがありませんっ
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ラムとコシアブラのロースト、こごみの胡桃和え。
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ふきのとうのパスタ。ウドのフルーツサラダ2種。イチゴと柑橘。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/f9/682ffb17c9695d9d0b499c4a6b0c3ca4.jpg)
鶏レバーの山椒の葉醤油漬け、ウドのきんぴら。
うるい、なるこゆりのお浸し、わらびの出汁浸し。
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なるこゆりは別名“山アスパラ”。
優しい甘みが特徴。
木の芽(あけびの新芽)は定番の卵黄醤油で。
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これはつい先日、魚沼の旅行先で食した山菜。
シャキシャキ、ほのかな苦み、それに卵黄のコクが加わって
唸るほどの美味しさ!!!早速、我が家でもお試し。
新潟でも魚沼あたりでしが食べる習慣がないなんて
もったいないーー。
熱々をどうぞ、と天ぷらと炒め物まで。
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タラの芽の米粉天ぷらと行者にんにく炒め。
美味しい日本酒とビールも加わって。
するするお腹に入っていきます。
テーブルいっぱいの小皿は見事に空っぽ
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the 完食
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6月のお題はエンドウ豆。
今から楽しみです
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