cahors日記

美味しいものを求めて東へ西へ

近畿3都旅 4日目 花山温泉&ヴィラ・アイーダ

2013-04-09 | 旅(国内)

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関西滞在4日目。



土日は大阪を離れ和歌山一泊旅行です。



朝一で予約していたレンタカーを借りて
和歌山市内へ。

大阪と京都では蕾だった桜も
南下するにつれ徐々に満開の様子が車窓から楽しめました。



大阪から和歌山市内は1時間半ほど。
あっという間に着いてしまいます。



予約していたランチまでにだいぶ時間があるので
予定に組み込んでいたのが“花山温泉 薬師の湯”。

一見なんの変哲もない温泉施設のように見えますが…。

ここが予想を覆す素晴らしさでした。



まるで造り物のようにピカピカ光る析出物が付着した湯船。
浴室に入った途端、その湯船が黄金に輝いていて(笑)目を奪われました。
そして関西では珍しい炭酸温泉で、炭酸ガスの圧力のみで自噴しているもの。
鉄分やカルシウムを多く含むため、噴出時は透明なお湯が
空気に触れ褐色化するんだそう。お湯からも鉄の香りがぷんぷん。



関西最強の温泉と謳っているのも頷けます。

見事な析出物はHPをどうぞw



さっぱりして身支度して待ちに待ったVilla AiDAへ。

広~い駐車場の向こうにヴィラを敷設した一軒家。



“力強い野菜を目指して種から栽培し
 自然に生えてくる野菜も放置する”とHPにあるように


野菜にこだわり野菜が美味しいイタリアンとして
全国に名を馳せるヴィラ・アイーダ。

1日1組限定のヴィラも素敵ですが
レストラン以上にこちらはもっと予約困難…。



イタリアの片田舎を想像させる雰囲気。




元々は畑だったところに建てられたという。
お店の前には葡萄畑?これも専用畑なのかな。




クリスマスローズがお出迎え。






いちいち可愛い。




自家製アンチョビと
新玉ねぎのクリームを挟んだクッキーのような。




プンタレッラ 尾赤エビ パルミジャーノ 生ハム フェンネル ディル。

野菜に隠れて見えませんが、中央にはねっとり甘い尾赤エビ。



オレキエッテ チーマディラパ。




海と畑と題したひと皿は
鰆に数種類の大根が様々なかたちで。

旬の鰆に、黒い大根、ツンと辛い大根、甘い大根、干した大根。
大根の色んな表情が楽しい。
手前の緑色のは、ふきのとうとパン粉をカリカリにしたもの。
これが味にメリハリをつけてくれました。



家畜と畑と題したメインは
紀州赤鶏 フェンネル じゃがいも。

赤ちゃん肌のようなピンク色に火入れされた赤鶏。
しっとり柔らか。



うーん、噂通り、ついさっきまで土にいた野菜たち。
瑞々しいのはもちろん、取れたてだからこそのえぐみや
ほろ苦さがなんとも心地よく。
初めて口にする野菜もたくさんで
はるばる来た甲斐ありました。



デセールは
フェンネルのブランマンジェとオリーブオイルのソルベ。




ハーブティーでほっこり。




柔らかい日差しが入り込む空間で
ゆっくりいただいたランチでした。

一つ心残りなのが
ランチコースに追加できる新鮮野菜のバーニャカウダ。
メニューで見落としてて隣のかたのが美味しそうなこと!
途中で追加すればよかったけど
コースを乱しちゃいけないかなぁとお人好しな部分が出てしまい。
あー、せっかくだからお願いすればよかった涙。



お店出て奥にはアイーダ特製の品々をおいたショップも敷設。








青森のオステリア・エノテカ・ダ・サスィーノもそうだし
地方レストランが熱い!!!


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