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クラージュせたがや ~Courage Setagaya~

元はベルマーレ応援サイト「STweb」の別館で2005年7月開始も、2010年12月の韓国赴任を機に半ば休業中。

クラブカンファレンスを前に/その1 クラブの経営成績、財政状態について

2010-12-20 23:31:57 | 湘南ベルマーレ(その他)

23日にクラブカンファレンスが開催ときき、その前に書いておきたいことがあり、
ここにUpする次第です。

いきなりですが、公式サイトの「クラブビジネスの状況」がテーマです。
http://www.bellmare.co.jp/?cat=24

下にその経営成績、財政状態を抜粋してみました。

下記の6.営業費用は同じく7.事業費と8.一般管理費の合計かと推測されます。
H19/1からH21/1はそのとおりになっていますが、H22/1だけその合計(1,081)よりも大きい数値(1,179)になっています。
これは誤植なのか、それとも事業費にも一般管理費にも分類されない費用が98百万円あるからなのでしょうか?
ちなみに、7月のクラブカンファレンスでは、「勝利給、遠征費、試合運営管理費の増加による」という説明でした。
これらはいずれも事業費に含まれているはずで、実際に事業費は対前年で47百万円増加しています。

もし誤植でないのならば、それ以外で営業費用が表にでてこない項目で98百万円もあることになります。
営業損失132113百万円の中の多くを占める数字になります。
しかも、H22/1の純資産はわずか1百万円にまで減っています。この数字をどう見るか。
社長がなんとかやりくりして債務超過を免れたのか、それとも純資産を1百万円まで削ってまで
98百万円をつかって何かやったことがあるのか。
この98百万円は一体なんなのか、誤植でないのならばこれはどこへ消えたのか、
どなたか心ある方が問うてほしいものです。


経営成績 単位:百万円(端数切捨て表示)
     H19/1 H20/1 H21/1 H22/1
1.営業収入 709 970 930 1,066
2.(広告料収入) 352 370 341 372
3.(入場料収入) 128 141 142 191
4.(Jリーグ配分金) 114 118 111 110
5.(その他営業収入) 115 341 336 393
6.営業費用 855 970 1,062 1,179
7.(事業費) 651 763 789 836
8.内選手・チームスタッフ人件費 425 504 542 618
9.(一般管理費) 204 207 273 245
10.営業利益 ▲146 0 ▲132 ▲113
11.経常利益 ▲141 3 ▲131 ▲113
12.当期純利益 ▲144 1 ▲132 ▲115
13.繰越利益剰余金 ▲432 ▲431 ▲563 ▲679

財政状態 単位:百万円(端数切捨て表示)
   H19/1 H20/1 H21/1 H22/1
総資産 233 288 392 521
総負債 165 220 375 520
純資産 67 68 16 1
資本金 434 434 474 524


さて、もう純資産が1百万円しかない会社です。
今年の収支はどうかわかりませんが、決して楽ではないでしょう。
1年でJ1へ戻りたいのはもちろんそのとおりです。
しかし、今までのようにすべてがそれに優先するのかどうかは冷静になってみつめなおすべきではないでしょうか。
幸い、09年を最後にJ2の日程はゆったりしたものになりました。
飛行機を使わざるをえない遠征ではサブを7人から減らすとか、バス移動を増やすとか、
選手数を20人台に抑えるとか、そういう覚悟もまた必要ではないでしょうか。

 

 


Catch the 15th ticket ~前へ進んで掴み取れ!~

2010-09-22 01:13:16 | 湘南ベルマーレ(その他)
早いものでシーズンは2/3を消化し、残りは11試合となった。
来年もJ1でプレーしたいならば15位以上に這い上がらないといけないことから、
タイトルの英語のような言葉を(語彙不足の中ですが)思い浮かんだ次第。

来年も同じカテゴリーにいることを漢字2文字でよく表現しますが、
その2文字が今この段階でスローガンとしてしっくりくるのは
現在15位以上のチームや長年そのカテゴリーにいたチームではないかと思います。
すなわち、今年そのカテゴリーにやっとこさ戻ってきてかつ今の順位にいる以上は
もっと「掴み取る!」前向きな、攻撃的なニュアンスの言葉が必要だと感じるのです。

さて川崎戦の守備に関する監督コメントで、現状ではこれ以上手が打てないととりかねないくだりがあった。
仮にそうだとしても、失点数を上回る得点数を目指すとか前向きな言葉がほしかった。
決定力は決して他チームに劣ってはいないのだしね。
もちろん、磐田戦の3失点目のように、前からプレッシャーを連続してかけても相手がそれをかいくぐって
サイドで数的有利をつくって精度の高いクロスとそれへの飛び込みを見せるとこちらはお手上げかもしれない。
それでも、選手が相手やボール、そしてパスへもっと連続して前へチャレンジにいく姿勢をみたい。
前に向かう姿勢、シュートへの姿勢があってはじめて磐田戦のPK奪取や川崎戦のゴールがあるのだから。
(もちろん、皆が前へ向かう一方で、前に向かった選手のカバーをする役割の選手も必要ですが)
どういう状態であれ、前へ向かいチャレンジする姿勢を貫くからこそ応援したくなるもの。



選手が前へ行く姿勢を強くもつためには、選手の良さがより活きるポジションで使ってほしい。
今年の選手(3人を除く)は、強化部長や現監督が選考したり引っ張ってきた選手たち。
もちろんケガ人の多発もあってしばらくは動ける選手の数が限られそうだが、
その選手たちの持ち味、すなわち「なぜその選手がプロになったのか」
「なぜその選手がこのチームに来たのか」は指導陣や強化部長もよくわかるはず。
そして、個々のポジションに求められる資質も冷静にとらえていてほしい。
3バックにするのはいいが、その場合のサイドハーフの選手に求められるのはスピードと運動量でしょう!
読みや落ち着きが持ち味の選手は少なくとも今のチームでは中央のほうが活きませんか??


次の山形戦はアウェイとはいえども今までの課題の解決のチャンスでもある。
もう一度立ち上がって、the 15th ticketを掴み取りにいってほしい。

久しぶりにみた鎌田翔雅

2010-08-16 00:04:14 | 湘南ベルマーレ(その他)
せっかくの休みなので、なかなかいけなかった千葉は蘇我地区へ出かける。いわゆるユナパができてから初の蘇我。

ベルマーレからジェフへ期限付移籍の鎌田翔雅はケガで2か月ほど離脱していたようだが、ピッチに元気に戻っていた。画像にあるジェフの月刊誌「ユナイテッド」6月号に翔雅のインタビューがあり、移籍を決めた理由等々が記されていた。

今は楽しそうでよかったと思う。まずはケガで手放した格好の定位置を奪い返してほしいところ!

復刻ユニフォームは到着も・・・

2010-08-01 02:27:52 | 湘南ベルマーレ(その他)
八月のホームゲームで着用という復刻ユニフォームが到着。今年も色重視でGK用を買いましたが、ご覧のとおり見本よりも復刻色がかなり薄まっています・・・縦線に至っては見本では入っていないので、違和感は禁じ得ません。ユニフォーム自体のデザインは悪いと思いませんが、復刻七夕と銘打ってのこの結果はどうでしょうね。
個人的にはこのユニフォームをなんと命名しようか悩むところです。

離脱者続出の中、試合を戦うには・・・

2010-06-03 02:41:41 | 湘南ベルマーレ(その他)
昨年からのメンバーの中で野澤、雄三、ジャーン、坂本、アジエルが手術で現在離脱中。
また、今年加入のメンバーでも松尾に加えて新居も手術で離脱することに。

手術まではいかなくても、昨年からのメンバーの中で山口、幸平、伸貴、阪田、猪狩、祐也、植村、ヨンギが一時期離脱。
また、今年加入のメンバーでも小澤のケガからの復帰は開幕後で、馬場は一時期離脱し、今は中山もケガの様子。

確か2月初旬の頃は今年加入のメンバーでケガ人が多く、
昨年からのメンバーで離脱していたのはアジエルだけのはずが、いつの間にかここまでケガ人が多くなってしまった。

それだけ昨年の51試合が激闘でギリギリの戦いで、疲れがとれなかったということと同時に、
今年の開幕前に前半戦へ向けて意気込み高く準備をしていたことの反動が開幕後に出ているということだと思います。
とはいえ、センターラインの昨年来のレギュラーが4人も欠けていては、正直な話公式戦を戦うことすらままならないのは受け入れざるをえないのかもしれません。(センターラインが揃っていても、ホームで2つのがやっとなのに、選手層の薄い現状では・・・)
センターラインの重要性は、05・06年のベルマーレと07~09年のベルマーレを見比べれば一目瞭然。
若手でセンターラインの選手を試合起用を通して伸ばそうにも、頼れる選手が近くにいなければ右も左もわからないまま終わりかねない。

その中で残り2試合のナビスコ杯を戦っていくには・・・

1.布陣を変えて、1ボランチを諦める。今の布陣は雄三がいてやっと機能するかどうかの布陣であり、その雄三がリーグ再開後に警告累積4回になるのは時間の問題。2ボランチならば雄三の負担も減らせるし、永田やグギョンをより活かせるかもしれない。トップ下が1枚になればサイドチェンジ等の長めのパスが自ずと必要になってくるし。
2.試合ごとに勝ち負け以外の目標を定める。例えば「今日は三平と××に点をとらせる」とか。
今のチーム状態では満足に守れることが期待できない以上、「まずはゴール、ゴールの積み重ねの延長に勝利がある」などとゴールを奪うことにより重点を置くのもありではないだろうか。

残り2試合のナビスコ杯。今いるメンバーで何か手ごたえを掴んでほしいと思います。



(追伸)
正直いって、この惨状はマネージメントする側にも問題はあったはず。
少なくとも選手補強 特にセンターラインは前から指摘していた通り失敗ではないか。
C外国人枠の1つをFWに充てる余裕はあったのか?

ピッチとは関係ないマネージメントもよくない。せっかくのオフィシャルショップ、もっと手直ししてほしいです。いつまでも昨年の写真を貼り、昇格記念DVDしか店内で流さないのではなく、今年の写真や今年の勝ち試合の写真や録画で店内を活気付けてほしいものだが・・・ また、口蹄疫の義援金の動きは遅いほうだった。1週間早ければ募金の額は倍以上は違っただろう。「小さくて遅い」じゃ話にならない。自分たちが世話になった所に対することでもこの有様。

また、監督のコメントが饒舌すぎるのも気になる。
「うちには仕掛ける選手がいない」と言われたら、「仕掛けることが得意」と思っている選手はどう思うか。
「うちにはこれ以上若手がいない」と言われたらその試合に出ていない若手選手はどう思うか。
パスだけのサッカーの限界、選手層の薄さゆえの限界は昨年で既にみえているのに、今年もそれを繰り返すのか。
また、実名付きで弱点を具体的に記者会見で指摘されたら相手チームの関係者はどう思うか。(記者へのサービスのつもりと思うが、度を超えていないか)
ましてやうちは18番目のチームだ。J2の中では上位だった昨年ならまだしも、他所のことを公の場で悪くいえるほどの今の位置だろうか。
今の監督のことをあまり悪くは言いたくはないです。ただ、「怯まず驕らず溌剌と」戦ってほしい、選手たちに戦わせてあげてほしいのだ。


深刻なる口蹄疫(こうていえき)問題@宮崎

2010-05-21 02:35:11 | 湘南ベルマーレ(その他)
先月の今頃から宮崎県内で感染拡大した口蹄疫(こうていえき)がこれだけ深刻な事態になるとは。多数の牛や豚が殺処分されることはあまりに痛ましいし、宮崎県の経済だけでなく日本の畜産業(ひいては我々の食生活)にも深刻な打撃となりそう。政府の脳天気な対応が事態の深刻化を招いた以上、農水大臣も牛や豚と一緒に処分してほしいくらいだと思うのは私だけではないだろう。

宮崎から遠くに住む我々にも影響は大きいし、宮崎県は今年ベルマーレがキャンプでお世話になったところ。ゆえに、何か少しでもできることを・・・ということで、以下のサイトを紹介します。

(宮崎県のサイト) 口蹄疫の現状・対策等について
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/

(宮崎県のサイト‐義援金募集の案内)
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/fukushi/fukushi/shakai_fukushi/html00165.html

(新宿みやざき館 KONNE)新宿南口のサザンテラスにあり。こちらに義援金の募金箱があります。
http://www.konne.jp/


ちなみに、直近の湘南の試合は土曜日のナビスコ杯・浦和戦。
浦和も宮崎でキャンプを行った。
それだけに、できれば試合会場でチームとして義援金を募ったりしてほしいものだな・・・と強く思うのでした。(実は電話でチームに要望もしたのだが、考えてくれているのだろうか・・・まさか、そう思うならサポーターで勝手にやれとか思ってないだろうな・・・)