上り寝台特急日本海のハイライトシーンは、敦賀ー新疋田間のループ線を行く光景ではないでしょうか!
当日は、上り寝台特急日本海が通常の9両から増結の11両編成でループ線をカーブする時に、下りサンダーバードが
差し掛かりました。
上り寝台特急日本海のハイライトシーンは、敦賀ー新疋田間のループ線を行く光景ではないでしょうか!
当日は、上り寝台特急日本海が通常の9両から増結の11両編成でループ線をカーブする時に、下りサンダーバードが
差し掛かりました。
寝台特急日本海が定期運行を終了してから早や1ヶ月弱になりました。
なつかしい上り日本海4002レが11両編成で走行した時に、そのバックビユーを俯瞰撮影で
記録しました。(北陸本線の敦賀~新疋田にて)
3月のダイヤ改正で寝台特急日本海は臨時列車化されて4月末~5月のゴールデンウイークまでお預けです!
桜の季節を向かえてこれから湖西路も桜が満開になるのも近いでしょう。
今日のフオトは、かって撮影した寝台特急日本海と桜のコラボレーションをご紹介したいと思います。
(前日からの続き)
3月14日の下り寝台特急日本海号に敦賀から乗車してから車窓を眺め、主要駅ではホームに降り立ち駅風景を満喫します。
列車の最後部の窓から流れ行く風景は、二条のレールと駅やヤードの照明が輝いていいました。
金沢近くの金沢総合運転所付近では車窓左に489系ボンネットが留置されているはずなので
目をこらして見るものの、489系らしき陰影を確認したような気がしました。
金沢総合運転所を左に見て489系ボンネットの陰影が確認?
光る線路とEF81単機が停車しているヤード構内を通過する
金沢駅出発後は、室内は減灯されて乗客はベッドで眠りにつく人、寝るのを惜しんで通路補助椅子に腰をかけて
流れる行く車窓に物思いに耽る人,間もなく廃止されよとする日本海に惜別の思いに耽る人など様々でしょう!
小生も一先ずベッド潜り込んで寝台車の雰囲気を満喫するものの、富山(22:18)、直江津駅(23:50)では
車外に出て駅の雰囲気をカメラに納めます。
富山駅 直江津駅で車掌さんと乗客が歓談
日本海のバックサイン(直江津駅) 新津駅
深夜2時頃には、列車ダイヤから予想して新発田ー坂町間で下りと上りの日本海号がすれ違うはずなので
最後部の車窓から上り列車を確認するためにその瞬間を待ち続けます。
車窓の窓ガラスは降り始めた雪が着雪して視界が悪い中を、午前2時1分頃に一瞬4002レ列車がすれ違いました。
午前2時頃に4002レと一瞬のすれ違い 深夜も踏切の警報機が赤く点滅
このすれ違いのイベントが終了してから再びベッドに潜り込みます。
乗客が眠っている間も、EF81の機関士さんは暗闇の二条の線路をひたすらノッチ、ブレーキ操作を繰り返しながら終着駅を目指します。
特に列車が発車する時の引き出しは就寝している乗客にガクーンと言う衝撃を与えない様に細心の注意を払って運転するわけで、いわば
機関士さんの腕の見せ所でしょう!(その他、惰行運転に移る際にも衝撃が想定されます)
車掌さんは、停車駅のドアー扱い、検札、車内巡回、降車する乗客への通知等一晩を通して業務がありそのご苦労が伺われます。
車窓が白み始める頃、秋田駅に近づいてきたので小生も降車の準備に取りかかります。その頃車掌さんが定時に秋田到着との
お知らせに来られました。
秋田駅構内は銀世界の中にあり時折雪がふりつける気象を見ると、北国に来たと言う実感が湧きました(5:35着/5:40発)
やがて、定時で秋田駅を発車して終着駅青森にむけて去って行くのを見送りました!
午前5時すぎになると車窓は白み始める 秋田駅に到着
秋田駅にてEF81-106が発車を待つ 秋田駅を発車して最後部の日本海ヘッドサインが輝く!
以下は次に続く!
3月16日限りで定期運行を終了する寝台特急日本海にどうしても乗ってみたい気持ちが強まりPCのJR空席情報を見ると
空席があったので直ぐに駅で寝台券を購入して、廃止直前3日前の3月14日に4001レに乗車です!
(過去に3段ベッドの20系寝台日本海以来の乗車)
当日は朝から湖西線で上り日本海を撮った後、数本の貨物列車を撮影後,夜に敦賀駅に到着して19時43分に下り日本海に乗車です。
B寝台券、特急券 敦賀駅に到着の下り日本海
当日の牽引機はEF81-106で客車は3号車のB寝台オハネ25ー148;5番下段に荷物をおろした後は、車掌さんが検札で
寝台券に大阪車掌区のスタンプが押されました!(当日は3名の車掌さんが勤務)
その後、早速客車内のB寝台、A寝台の設備(洗面所、コンパートメント、ドアーなど)の探訪です。
特に日本海は開放型のA寝台車両を連結しています!またB寝台は懐かしい紙ホルダーで飲料水を飲んだり、自動水栓の洗面台を
使用したり、コンパートメントの上段は梯子でロフトに登るような楽しさがあると思います。(今回は車内探訪しやすい様に下段を指定)
A寝台のアプローチ、 A寝台喫煙用ロビー 開放型A寝台の内部
オハネフの連結部分 車掌さんの執務 B寝台の廊下部分 B寝台の室内
B寝台の入口部分 紙ホルダー使用の飲料水供給塔 自動給水栓のある洗面台
そして最後尾の客車の窓から見る流れ去る風景が、敦賀から離れて一路青森を目指す光景に感慨深いものがありました。
最後部車両の車窓から流れ行く風景!
加賀温泉駅で5分間の停車とのアナウンスがあったので、先頭の機関車まで急ぎマニュアル撮影を行いましたが暗い中での撮影でした。
5分間はあっという間に過ぎたので、急いで乗車をしました。
加賀温泉駅で停車中のEF81-106
コンパートメントに戻って、寝台のシートに座ってゴトン、ゴトンと言うリズミカルな走行音を聞いていると軽快に走行する中で
ゆったりとした時間が流れて行くブルートレインの醍醐味でしょうか!
コンパートメントの向かいの乗客と歓談をしていると彼も日本海の廃止を大変に残念がっていました。
この乗客は、今回に日本海に乗車の後、翌日は新幹線で新青森から盛岡まで行き、被災後に一部復旧した三陸鉄道を訪れた後に
東日本大震災で被災した宮古の地を実地に訪れて哀悼の意を評したいとの事でした。
翌々日は、東京から300系新幹線ラストランに乗車して帰阪するとの羨ましい計画でした。
このように日本海に乗車すると同乗した乗客と歓談出来るという楽しみが旅の醍醐味でしょうか?
空腹を感じたので、今晩の夕食にすることにして敦賀駅で購入した「ありがとう日本海号弁当」と缶ビールを賞味して
夜行列車での楽しい一時を過ごすことができました!
ありがとう日本海号弁当(敦賀駅 塩荘調整)
寝台特急日本海号がいよいよ3月16日に定期運転を終えるラストランとなりましたが、関西地方では下りが16日、
上りが17日に見納めになりました。
なりました。小生をはじめ多くの乗客や鉄道フアンにとって寂しい限るです。
さて3月16日、大阪発の下りラストラン9001レは大阪駅などで多くのフアンでごった返していましたが(TVによる報道)、
小生は最後の日本海(ブルートレイン)を山科からの俯瞰撮影で真っ暗な中を客車の照明が輝いている光景をカメラに
納めました!
青森から大阪に向かう上り日本海9002レは、3月17日、EF81-106号機が敦賀付近のインカーブを
長い編成のブルートレインが通り過ぎ去る時に機関車から短汽笛が吹鳴されてあとは、11連のブルートレインが続きーーー
最後尾に日本海のテールマークが輝きており、最後の定期運行を見届けることができました。
夜に出発して朝につく夜行列車は、多くの乗客にとっての思い出が一杯詰まった客車です。
ある人は、旅行、仕事、修学旅行、卒業旅行、冠婚葬祭など様々の目的でブルートレインを利用されるわけで
現代のように早いだけの至上主義でなく、ゆっくりと列車を楽しみ、同じコンパートメントの人々と歓談するなど
ブルートレインには、現在では失いかけているゆとり、人間の暖かみが感じられる列車だと思います!
小生が日本海を撮る場合は、客車の中にはこのような人生模様がパッケージされた列車をカメラに納める
つもりです。
長い間、日本海号の活躍ご苦労様でした。また日本海の数々の思い出に残してーーー
5月連休に臨時列車の運行として再びお目にかかります!
いよいよ、寝台特急日本海の定期運転のラストランがやってきました。
ラストランは16日夜の4001レと17日朝の4002レを何処の場所で
お目にかかろうかと思案中です!
今日のフオトは下り寝台特急日本海の夜間バルブ撮影です。
駅の停車位置、停車時間、撮影人数などを考慮すると北陸本線の加賀温泉駅が適当と考えました。
到着が20時52分、発車が20時57分と5分間停車するのでその間に三脚をセットして
絞りを絞って長時間露出に挑みました。
またビーム撮影は少しゴーストが出たのと機関車側面の青い光が強かったのが残念ですが
最後の記念になったと思っています。
この時には、日本海の乗客も機関車の先頭部分に集結して撮影しておられましたが、やがて5分間が過ぎたので
車掌さんが早く乗車するようにとの声が聞こえて急いで乗車して行かれました。
小生はプラットホームから最後尾のテールマークを見送つた後に急いで上り各停に乗り込み帰路につきました!
3月13日(火)
寝台特急日本海4002レを京都駅東の山科トンネルに繋がる暗渠部分から
出て来たところを撮影です。前回はトワイライト色のEF81だったので今回は、
ローズピンク色EF81-101の日本海を撮影することが出来ました。
3月14日は、6時過ぎに自宅を出発して湖西方面をロケハンして右往左往して結局は近江中庄駅のホームから
撮影です。天候が晴れていたので右側ホームかで待機していると日本海が来るころに曇天になってしました。
曇天なら下りホームから撮ると編成が入りベターなのですが、中々思う様には行きませんでしたが雪山をバックに
したEF81-106のナンバーと日本海のヘッドマークが輝いていました。
撮影後、敦賀駅に向かい予約していた「ありがとう日本海号弁当」を購入しました。
実は過去に2回駅売店に購いにいったが売り切れのため、今回は予約して購入で来たと言う
三度目の正直でした。なお付録として日本海のポストカードがついていました。
ついでに、敦賀駅売店奥で、福井県の名物である「おろしそば」を賞味しました。
このそばは、大根おろしと鰹節の入ったお気に入りのそばでした。
定期運行最終日まであと5日になりました!
3月12日(月)の夕方も、残り少なくなった日本海を見たくて又々京都駅へ行き変わりばえのしないフオトを撮ってきました。
只、駅風景は0番線の機関車停車位置付近に多くのフアンがいたので駅員さんが急遽ロープを持って来て張っていました。
小生はホームの中央付近で待っていると、日本海に乗車する乗客が列を作って並んでいる光景を見るにつけて、
いよいよ日本海も最終楽章に入ったと言う実感が湧いてきました。(いつもこのように乗客が多ければ廃止されないのになー)
定刻に4001レ牽引のEF81-108が0番線に滑り込んできました。
そして甲高い汽笛が吹鳴された後、多くの乗客とともに北の流れ星が今夜も青森へむけて流れて行きました!
3月12日(月)は、朝からの雪模様、PCの道路情報を見ると湖西地方も雪景色のために北小松(鵜川)へ向かいました。
鵜川からの俯瞰撮影は、朝は逆光なので曇天がベストです! 当日の天候は目まぐるしく変化し、吹雪、快晴、曇天を
繰り返していました。
(この定番の俯瞰場所は、雷鳥等をよく撮影していましたが、日本海は内カーブ撮影が多かったので今日は俯瞰です)
9時過ぎになって吹雪が一旦止んで晴れ間が出て来る頃に、真打ちの寝台特急日本海4002レがやってきました。
粉雪が舞う中をEF81-108牽引のブルートレインがSカーブを下って眼下を通過です。丁度琵琶湖の湖面がギラリと
輝く中を機関車、寝台客車、電源車の順に通り過ぎ去って行きました。
日本海を待っている間に、初老の鉄道フアンは、1月に寝台特急日本海で青森を往復乗車したとのお話を聞き、只々
羨ましい限りでした!
粉雪が舞う中、 Sカーブを駆け下ってきた4002レ
粉雪舞う築堤を行く4002レ
機関車がギラリと輝いた湖面に映える!