寝台特急日本海で敦賀から秋田まで乗車後、その足跡を求めて今度は青春18切符で敦賀を目指します!
前回は秋田→酒田を各駅停車で乗車でした。
今回は、酒田9時23分発の824Dの各駅停車で村上までの乗車です。
羽越本線は勿論電化されていますが、なぜかデイーゼルカー2両(キハ47−517+キハ47−1512)が運行されていました。
このDCは凄いエンジン音と排気の煙ともに発車しますが、電車のような急加速はなくゆっくりとのんびりと走る姿はローカル線に似合っています!
沿線は一面の銀世界の中に庄内米の看板があり、実り秋には美味しそうなお米が収穫されることでしょう。
酒田駅に入線のDC(回送) キハ47−1512(後部車両)
3番線で発車を待つ824D(先頭車両) キハ47−517(先頭車両)
今回、羽越本線のダイヤグラムを持参したので、乗車中の824Dがすれ違うスジを見ていると、藤島駅付近で下り貨物列車4061レ
羽前小沢付近では4075レ貨物列車とすれ違うので、列車の先頭に行って窓越しに撮影です。機関車は4061レがEF81-148号機
4075レがEF81-28でいずれもEF81が牽引していました。(撮影したDCの先頭車の窓ガラスが汚れていたので写真は不鮮明なのであしからず)
一方、北陸本線では EF510が主力機関車となっていますが羽越本線はまだまだEF81が活躍しているようで一安心でした。
瓦葺きの駅舎(砂越駅) 車窓は一面の銀世界
余目駅(陸羽西線乗り換え) 羽越沿線の風景
4061貨物レはEF81-148(藤島駅構内)
鶴岡駅にて乗り換えの乗客風景 4075貨物レはEF81-28(羽前小沢駅構内)
羽越本線の車窓は日本海の海岸沿いで身近に見られるので、各駅停車に乗りながらのんびりと風景を楽しむことが出来ます。
また海岸沿いに建つ駅舎はかわいい瓦葺きの建物がバックで海と調和していました。
瓦葺きの駅舎の背景に海が見える(小波渡駅) 五十川駅にて(225D)
やがて、沿線随一の見所である今川~桑川間の「笹川流れ」が車窓に見えてきました。
笹川の流れは国の名勝天然記念物(新潟県立自然公園)に指定されており、見事な景観を誇る約11キロの岩の間を
盛上がるような潮流があるとされています。
ここは、海と岩が醸し出す海岸美がすばらしく、俯瞰気味に海と岩と列車を撮影する構図は、かって特急白鳥号の撮影の
名所と知られいます。現在では485系特急列車いなほ号の被写体として絵になるようで一度撮影に訪れたい場所です。
(関西地方では485系雷鳥が廃止されて以降は485系はお目にかかれないので残念です)
美しい海岸線を行くDC
岩場と海岸の風景 越後寒川の駅標
民家の家並の背景に海岸線が見える 今川駅にて(次は桑川駅)
笹川の流れの風景 桑川駅と笹川流れ(夕日会館)
笹川流れの絶景風景
村上駅に到着の824D
やがて824Dの終着駅の村上駅に11時41分に到着しました。
久しぶりにデイーゼルカーに乗っての旅でした!
(深夜、日本海は真っ暗な中を、このような風光明媚な場所を通過したのでしょう)