牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

まご茶亭 (熱海)

2007年04月30日 | 食べ歩き (その他)
熱海ので昼食を取る機会があったので、いくつかのガイドブックを見たところ、どの本にも共通して載っていた店に「まご茶亭」がありました。

山木旅館」という老舗の温泉宿で出していた茶漬けの専門店で、地元でとれたまぐろの漬けを贅沢に使った「まご茶漬け」で有名な店です。

駅前でタクシーに乗り込みゆれること5分、その店は川沿いのにぎやかなところにありました。

店内は座敷が中心でそれほど大ききくはなく、息子夫婦に山木旅館をまかせた年老いた元女将と同年代の女性が切り盛りしていました。
手作り感いっぱいで温かい雰囲気なのですが、一度にたくさんの客が訪れると、多少混乱してしまうようです。

メニューにはまご茶漬けの他、金目鯛の茶漬けや漁師の料理という鯵の味噌タタキがのせられたなめろう茶漬けもありました。
看板料理のまご茶漬けをいただいたのですが、まぐろの漬けにだし汁をかけて少し白っぽく色が変わった半生の状態に、香ばしいごまともみ海苔の薬味をたっぷりふりかけ、わさびでアクセントをつけていただきました。漬けと風味豊かな鰹のだし汁がとても上品にマッチしてとても美味しかったです。

新鮮な材料が豊富に使ってあり、抹茶と白玉のお汁粉のデザートがついて1500円であれば、観光地としては良心的な値段だと思いましたね。