日本のプロ野球人気の実態把握が間違っていたからである。
そして、完全に人気の底が抜けてしまった今からでは、今までの人気の実態を正確に認識したとしても、回復するのは至難の業と思える。
まず、日本のプロ野球は純粋な競技スポーツでは無かったということである。
一部のサッカーファンが言うように「棒振りダンスのレジャー」と卑下する訳でない。
私がかつて書いた文章を以下に示す。これが重要なヒントである。
ここです
(以下2010年11月13日追記)
心臓病を腎臓病、肝臓病を肺病とありえないような誤診をしたら、治療が失敗するように、本来、純粋な「競技」スポーツでないものを、競技スポーツと誤認し改革したら、
上手くいかないとわかりそうなものである。
しかしながら、プライドや面子からなのか、それとも本質に徹底的に迫る覚悟や思考が足らないのか、表層的な分析(日本の場合は行政官僚の分析内容に顕著に見られる)に終始し、その本質を外れた分析を基にした(既に目標を誤っている)対応策も、「実現可能性」を精査されず、ますます解決から遠のいてしまう、そのようなパターンを繰りかえしてしまう。
パ・リーグ各チームの人気は上昇している(オリックスや西武は微妙か)が、それは純粋な競技スポーツチーム及びホームチームとしての人気だが、巨人「ドラマ」人気に依存していたヤクルト・横浜は危機に陥っている。
そして野球全体の人気は落ちているといえよう。
それは巨人ドラマの崩壊(巨人自体の人気急落、過度のFAで各チームの個性・特徴の喪失、日本プロ野球の情緒喪失など)だけでなく、不景気の影響や娯楽の多様化という原因もある。
今後、純粋な「競技」スポーツとして、球団経営が安定するまで再興できるのか多少関心があるが、今のままでは前途は暗いだろう。
そして、完全に人気の底が抜けてしまった今からでは、今までの人気の実態を正確に認識したとしても、回復するのは至難の業と思える。
まず、日本のプロ野球は純粋な競技スポーツでは無かったということである。
一部のサッカーファンが言うように「棒振りダンスのレジャー」と卑下する訳でない。
私がかつて書いた文章を以下に示す。これが重要なヒントである。
ここです
(以下2010年11月13日追記)
心臓病を腎臓病、肝臓病を肺病とありえないような誤診をしたら、治療が失敗するように、本来、純粋な「競技」スポーツでないものを、競技スポーツと誤認し改革したら、
上手くいかないとわかりそうなものである。
しかしながら、プライドや面子からなのか、それとも本質に徹底的に迫る覚悟や思考が足らないのか、表層的な分析(日本の場合は行政官僚の分析内容に顕著に見られる)に終始し、その本質を外れた分析を基にした(既に目標を誤っている)対応策も、「実現可能性」を精査されず、ますます解決から遠のいてしまう、そのようなパターンを繰りかえしてしまう。
パ・リーグ各チームの人気は上昇している(オリックスや西武は微妙か)が、それは純粋な競技スポーツチーム及びホームチームとしての人気だが、巨人「ドラマ」人気に依存していたヤクルト・横浜は危機に陥っている。
そして野球全体の人気は落ちているといえよう。
それは巨人ドラマの崩壊(巨人自体の人気急落、過度のFAで各チームの個性・特徴の喪失、日本プロ野球の情緒喪失など)だけでなく、不景気の影響や娯楽の多様化という原因もある。
今後、純粋な「競技」スポーツとして、球団経営が安定するまで再興できるのか多少関心があるが、今のままでは前途は暗いだろう。