福島第一原発事故を現地で指揮した当時の所長吉田昌郎さんが9日食道がんのため亡くなりました(享年58歳)。 2011年11月? 会社の人間ドックの検診でガンが発見され療養していました。
吉田さんにはもっと長生きして事故の真相、安全神話をつくりあげてきた国や東電の内部の経緯、今後のエネルギー政策などについて語ってほしかったと思います。
吉田さんについては以前のこのブログにも書きましたので読んでいただけるといいのですが、腹の据わったサムライだったようです。 ただ2008年の頃に非常に高い津波を予想する試算が出された時に、「実際にはそんな津波は来ないだろうと、具体的な対策をとる事に反対したとか」現場を知り尽くした吉田さんにしても「原発の安全神話」のなかから抜け出せなかったということでしょうか。
世界史に残る大事故を起こしながら、その収束もままならないなか再稼動に走り出した安倍内閣に吉田さんの一喝が聞けないのが残念です。
ご冥福をお祈りいたします。
吉田さんにはもっと長生きして事故の真相、安全神話をつくりあげてきた国や東電の内部の経緯、今後のエネルギー政策などについて語ってほしかったと思います。
吉田さんについては以前のこのブログにも書きましたので読んでいただけるといいのですが、腹の据わったサムライだったようです。 ただ2008年の頃に非常に高い津波を予想する試算が出された時に、「実際にはそんな津波は来ないだろうと、具体的な対策をとる事に反対したとか」現場を知り尽くした吉田さんにしても「原発の安全神話」のなかから抜け出せなかったということでしょうか。
世界史に残る大事故を起こしながら、その収束もままならないなか再稼動に走り出した安倍内閣に吉田さんの一喝が聞けないのが残念です。
ご冥福をお祈りいたします。