3月11日は「原発いらない福島県民集会」が郡山市で開催されます。
福島原発事故は幸いにも炉心爆発という最悪の事態は避けられましたが、福島県の大半と岩手や静岡に及ぶ広範な放射能汚染を引き起こしてしまいました。 今や日本中の食物は放射線量の測定なしには安心して食べることが出来なくなってしまいました。 全国に散らばった避難民は地域の絆も家族の絆もばらばらに引き裂かれ、今心の絆さえ傷いて生きる希望さえ奪われようとしています。 福島県の人口は30年後には半減するだろうという予測さえ出されています。
ここから脱出するための第一歩は「原発はいらない」とはっきり意思表明することです。
これだけの大事故を起こしながら原子力安全保安院は事故が収束もせずその検証も進行中であるにもかかわらず「ストレステスト」などという得体の知れないテストで合格点を与えて今回の大震災のレベルにさえ耐えられない原発を再稼動しようとしています。 全く狂気の沙汰としかいいようがありません。 大震災はまた私たちの目前に予想されているのですからこのままでは再び原発大事故がおきてしまうでしょう。 そうなっては狭いこの国はおしまいです。 いまが最後のチャンスです。