ことしは梅が豊作？でおいしそうに色づいています。
地上１ｍの空間線量は０．１８５マイクロシーベルト／ｈです。
地面では０．３０４マイクロシーベルト／ｈと結構高いです。
これをBq／Kgに変換すると１３００Bq／Kgになります。
つまりここの土の放射能の濃度が１３００ベクレルです。
そこで梅の放射能濃度を測定してみました。
これがその結果です。 検出限界が１０ベクレル／Kgでセシウム１３７が１１ベクレル／Kg、セシウム１３４が不検出でした。
セシウム１３７と１３４を足すと最大で２１ベクレル／Kgになります。 国の基準は一般食品で１００ベクレル／Kgですから十分低い値ではあります。
先日講演会の講師 京都大学原子炉実験所助教 今中哲二さんは著書「サイレント ウォー」のなかで、食品の放射能レベルについて分かりやすくこんな風に書いています。
１Kgあたり１０ベクレルまでは、毎日でも「しゃーない」
１Kgあたり５０ベクレルまでは、時々なら「しゃーない」
１Kgあたり１００ベクレルまでは、一度に食べる量を考えながら「しゃーない」
関東から東北地方一円が汚染されてしまった今となっては全く汚染されていない食品を手に入れるのは至難の業となってしまいました。 どこまでが我慢のレベルなのか判断に悩むところですが、食べないわけにはいかないのでこのあたりで我慢するしかないのでしょう。
今中さんのこの本は知りたいところをわかりやすくしかも具体的に書かれていてお勧めです。 是非読んで見てください。
そういうわけで、私は梅干をつくることにしました （＾＾； 。