虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

7.0%

2013-10-20 09:09:09 | メディア
ラジオの聴取率調査について。

8月26日から9月1日まで、道内民放ラジオ局の聴取率調査が行われました。
このような聴取率調査は、道内の場合、夏冬の年2回(AM・FMの計4局)が共同で実施しています。

今、札幌地区の結果を見ながら、この記事を書き込んでいます。

まず結果は下記の通り(札幌地区、ビデオリサーチ調べ)です。
・STV 2.0%
・HBC 1.8%
・AIR-G 1.6%
・FMノースウェーブ 0.8%
※対象は、札幌とその近郊在住の973人(12~69歳の男女、朝6時~深夜0時まで)

各局の傾向としては、STVは幅広い年代層&時間帯で安定した(トップの)聴取率を獲得。
平日のワイド番組や土曜の「日高晤郎ショー」が支持されたという。
また、HBCはファイターズ中継の時間帯(ナイター等)でトップの聴取率をマーク。
AIR-Gは、主要ターゲットである15~49歳男女の週平均が2.2%でトップを記録。

各局とも、媒体特性・ステーションコンセプトを生かした番組作りが功を奏したといえる。

しかし、平日と土日をあわせた週平均の全年齢層(男女)では、聴取率が全局で7.0%だったという。
昔は、ラジオ全体の聴取率は10%を超し、賑わいを見せていたが、20年ほど前から、その比率が徐々に下がり、やがて10%を割り込むようになり、ついに7.0%にまで下がってしまった。

各局の努力もさることながら、局の垣根を越え「ラジオ回帰」へのさまざまな取り組みがなされないと、どんどんラジオ離れが進行するのではないか?
子どもの頃からのラジオ大好き人間には、とても寂しいとともに危機感を感じています。
ラジオは楽しいのになぁ。
家庭でラジオが聞けない(ラジオ自体がない)のが普通になった今日、そう簡単に「ラジオ回帰」とはならないでしょうが、地道な努力を続けていってもらいたいものです。

頑張れラジオ!
応援してるぞ!!