虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

日本シリーズ展望

2013-10-24 09:05:55 | スポーツ
久々にプロ野球の話題。

今夕はドラフト会議があり、そして土曜から日本シリーズが始まります。

今年のカードは、両リーグの覇者である巨人と東北楽天が対戦することになりました。
どちらもペナントレースは他チームを圧倒し、クライマックスシリーズ(CS)も磐石な戦い方を見せて勝ち上がってきました。

見所は、ズバリ第1戦だと思っています。

楽天は、今季24勝負け無しのマーくん(田中)が先発してくるに違いない。
その絶対エース・田中に対して、強力・巨人打線がどう立ち向かうのか?

これに尽きよう。

この第1戦の結果が、約1週間の戦いを大きく左右するのではなかろうか?
巨人はいかに田中攻略の足がかりを見つけるかでしょうね。

もし第1戦を田中で勝てば、則本・美馬・辛島と、CSでも生きのいい投球を見せた(若手)先発投手陣が揃う楽天が主導権を握っていくだろう。
対して、巨人は今季はやたらと勝負強い打撃を見せる4番・村田を軸に、勢いのある楽天の先発投手陣をどう攻略していくのか?

特にエース・田中の立ち上がりをじっくりと攻めること、そして球数を増やせるかどうかが分かれ道になりそうな気がする。
私が巨人の監督なら、揺さぶりをかけたりして嫌らしく攻めて見ますが…。

巨人は先発投手陣も質・量ともにリーグ屈指の陣容を誇るが、後半を受け持つ山口、マシソン、西村のリリーフ陣がとても磐石なだけに、楽天としては序盤をリードする展開に持ち込みたいところ。
ちなみに、今シーズン6回終了時に、巨人がリードしているときの勝率は9割を超える。この数字は驚異的。

それに対して楽天は、抑えで活躍していたラズナーが離脱した後、リリーフ陣にやや不安を抱える。
その分、先発陣の活躍は必須になってくる。
普段以上の働きを大舞台でできるだろうか?

また大舞台の経験では、圧倒的に巨人が優位である。
総合的に見たら、巨人がいくぶん優勢に見える。

その優勢を止めるか否かは、第1戦の田中の出来によるだろう。

今季の交流戦は、2勝2敗の五分。
案外縺れたシリーズになりそうな予感もあるが、どうだろうか?

最後に個人的な予想、巨人の4勝3敗。
このような大舞台は、伏兵の活躍如何で流れが大きく傾くものだ。
地味な選手が鍵を握るような気がしています。

さて、どうなりますか?

PS、写真の方(楽天・星野監督)の采配にも注目。因縁の巨人を相手に力み過ぎなきゃいいけど。