虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

パトカーに赤切符

2014-06-30 08:47:35 | 社会
毎日新聞の記事より。

赤色灯を点灯しサイレンを鳴らしてもスピード違反で赤切符…。
京都府警高速隊員が運転するパトカーが兵庫県内の高速道路で緊急走行中、速度違反自動監視装置(オービス)に速度45キロ超過と測定され、兵庫県警に道路交通法違反(速度超過)容疑で検挙されていたことが27日、分かった。
府警は5月中旬、このパトカーを運転していた20代の男性巡査長を所属長訓戒、同乗の40代の男性巡査部長を本部長注意とした。
警察庁によると、緊急走行中のパトカーが速度違反で検挙されるのは極めて異例という。

府警などによると、2人は2月2日午後2時50分ごろ、高速道路上で発生した当て逃げ事故の通報を受け、事情を聴くために通報者が待機する中国自動車道西宮名塩サービスエリアに向けて急行。
その際、高速道での緊急時最高速度が時速100キロ(取り締まり地点の法定速度は80キロ)だったのに145キロで走行した。
府警高速隊は「被害の全体像が見えない中、一刻も早く通報者の元に到着しようとしてしまった」と説明している。

道交法では、交通違反車両の取り締まりや凶悪犯の追跡など、警察車両の緊急時最高速度の超過を例外的に認めているが、検挙した兵庫県警では「現場に早く到達しなければならない緊急性があるなら、他府県警と連携すればよいことで、速度超過の正当性はない」と判断。
3月14日に神戸区検に書類送検し、同区検は同25日に不起訴処分(起訴猶予)とした。府警監察官室は「再発防止に努める」とコメントした。<了>

新聞等でご存知の方も多いと思いますが、ちょっと驚いたニュースです。
早い話、飛ばし過ぎたということですが、パトカーも適用されるんですね。知りませんでした。
緊急性を要する場合は例外的に認めているが、そうか否かの判断って、外部からは難しいような気がします。

この話題を逆手にとって、悪さを働く人が出なきゃいいけど。

教室から黒板が消える?

2014-06-29 09:23:00 | 文化
日本教育情報化振興会(JAPET)は6月24日、第9回「教育用コンピュータ等に関するアンケート調査」報告書を公表した。
大型提示装置が学校に1台以上ある割合は、「プロジェクター」90.6%、「電子黒板」75.3%であることが明らかになった。

同調査は、教育の情報化の実態や現場の意識について、市区町村教育委員会400か所、小学校2,800校、中学校1,400校の計4,200校を対象にアンケートを実施。調査時期は平成25年8月~10月。
前回までの調査項目は、ハードウエア、ソフトウエア、ネットワーク、サポート体制、管理職の意識(学校)、予算と情報政策部門との関係(教育委員会)であった。
今回の調査では、1人1台の情報端末が推進される中での教育委員会と学校の意識の持ち方、デジタル教科書の普及に対する考え方などの外的環境の変化から、新たに「ICT環境整備状況」「活用目的・活用状況」「推進体制・サポート体制」「購入費用・予算等」「ICT活用に関する意識」5項目について調査した。

学校のコンピュータ教室に1人1台の環境が整備されている割合は、小学校が77.1%、中学校が95.7%。コンピュータ教室の使用時間は、小中学校ともに週に10時間に満たない学校の割合が80%を超えた。

普通教室への大型提示装置の整備状況(小学校と中学校の合算)について、学校に1台以上ある割合は、「プロジェクター」90.6%、「電子黒板」75.3%、「50インチ以上の地上デジタルテレビ」66.2%。

タイプ別に見ると、「プロジェクター・移動式」が89.8%ともっとも多く、「50インチ以上地上デジタルテレビ」66.3%、「電子黒板・テレビ型」47.6%、「電子黒板・ユニット型」22.4%、「電子黒板・ボード型」19.4%、「プロジェクター・天吊り/壁掛け設置」15.8%、「電子黒板・プロジェクター内蔵型」6.5%が続いた。

もっとも普及率の高い「プロジェクター・移動式」の整備状況は、「学校に1台以上整備している」57.5%、「学年に1台以上整備している」16.5%、「各フロアに1台以上整備している」11.3%、「全普通教室に整備している」3.8%、「特別教室を含む全教室に整備している」0.8%だった。

大型提示装置の活用状況は、「50インチ以上の地上デジタルテレビ」が87.9%ともっとも多く、ついで「プロジェクター・移動式」80.9%、「電子黒板・テレビ型」74.4%、「電子黒板・プロジェクター内蔵型」67.2%、「電子黒板・ボード型」57.6%、「プロジェクタ・天吊り/壁掛け設置」57.4%、「電子黒板・ユニット型」50.0%となり、いずれも50%以上だった。

児童・生徒用タブレット端末の導入状況は、「導入していない」が90.7%(小学校89.6%・中学校92.9%)ともっとも多く、「グループ学習用」5.3%(小学校6.2%・中学校3.7%)、「40台程度(1クラス分)」1.5%(小学校2.1%・中学校0.6%)、「特定の学年・クラスに1人1台」0.8%(小学校0.8%・中学校0.9%)、「全児童・生徒1人1台」0.7%(小学校0.6%・中学校0.9%)が続いた。

※原題:小中学校のICT整備率、プロジェクター9割・電子黒板8割…JAPET調査

教育現場も、昔とは明らかに変わっているようですね。
でも学校から黒板がなくなるのはちょっと寂しいような…。

ミドリムシ

2014-06-28 09:17:33 | 乗り物
バイオ燃料という言葉自体は、だいぶん浸透してきたのではないでしょうか?
今度は「ミドリムシを100%原料とした次世代バイオディーゼル燃料」の話題が出てきました。

以下、responseの記事より。

いすゞ自動車とユーグレナは6月25日、ミドリムシを100%原料とした次世代バイオディーゼル燃料の共同研究に着手すると発表した。
2018年までに技術の確立を目指すとしている。

いすゞの細井社長は同日、都内にある本社で会見し、「ディーゼルエンジンの燃料としている軽油を使用する以上、CO2の排出は避けられない。また資源国でない日本にとって、燃料多様性への対応も重要な課題。こうした背景のもと、いすゞとユーグレナは、ミドリムシを原料とした新たなバイオ燃料の実用化に向けて両社で、その第一歩を踏み出すことにした」と語った。

また細井社長は「ユーグレナが燃料自体の研究、製造を行い、いすゞは提供される燃料の評価を担当する」と両社の役割分担を説明した。

ユーグレナでは、すでにミドリムシを原料としたバイオディーゼル燃料を開発しているが、軽油と混合して使用する“従来型”と呼ばれるもので、含有率そのものは1%程度にとどまっている。
今回、共同研究するのは石油を全く使わずに、100%ミドリムシを原料とした次世代バイオディーゼル燃料の技術確立。

次世代燃料を巡ってはコスト面や実際に使用にあたっての規格化といった課題はあるものの、細井社長は「今回の活動のきっかけは20年、30年先の未来というテーマに対し、若手エンジニアたちが今やらなくてはならないと考え、行動につなげたところから始まった」とした上で、「社として環境保全やエネルギー安全保障といった社会からの要請に応えられるよう積極的に取り組んでいく」と強調した。

さらに「この活動を全社員で共有するため、藤沢工場と湘南台駅を結ぶシャトルバスの1台に従来型のデューゼル燃料を使用することにした。7月1日から定期運行する」と述べた。

また両社は、従来型も含めたミドリムシ由来のバイオディーゼル燃料の名称として『デューゼル』の商標を共同で取得したことも明らかにした。<了>

ディーゼルエンジンは食用廃油も使えるし、このようなバイオ燃料も使えるので、とても可能性がある内燃機関です。
また内燃機関の中ではエネルギー効率が高く、燃料代が高騰する現代では有益な部分が多いのです。

しかし、排気ガスの問題(とくに煤)やエンジン自体の重さ、そして走行性能の低さ(遅い)などデメリットも多く、トラックやバスなど商業車に多く用いられてきました。

今後、エンジンサイドの改良と、燃料としての多用途性が確立されれば、一気にメインステージに躍り出てくるかもしれません。
日本ではハイブリッドや電気自動車がエコカーの主力ですが、今後はディーゼルが見直されることでしょう。
今後の推移に注目したいですね。

体力向上へダッシュ 

2014-06-26 08:20:45 | スポーツ
北海道新聞6月24日朝刊の記事より。

【体力向上へダッシュ 北海道体協、全道でスポーツ体験事業】

道内の子供の体力が全国最低水準にあり、依然改善が見られないことから、体力向上に取り組む道体育協会(札幌)は地方の体育協会と連携して7月からスポーツ体験事業「チャレンジクラブ(地域版)」を手始めに、指導者養成を含めた各種スポーツ事業を展開する。
道産子の体力の底上げを全道規模で図ろうという本格的な試みは初めて。

チャレンジクラブは「子供たちに好きなスポーツを見つけ、競技を始めるきっかけづくりにしてもらう」(道体協)狙い。
小学校低学年を対象に、来年3月までの9カ月間で10回以上実施。
バスケットボールなど球技やアイスホッケーなどウインタースポーツを中心に5種類以上の競技を体験する。
道体協は27日まで参加を呼び掛けており、これまで士別市、十勝管内陸別町など9市町村の体協が応じている。
実施競技など具体的な内容は今後、詰める。

文部科学省が小学5年と中学2年を対象に行う全国体力テストで北海道は初めて実施した2008年度以降、一貫して39位以下と全国最低水準にある。
このため道体協は11年度から5カ年計画の「子ども体力・運動能力向上支援事業」に乗り出し、バレーボールの元日本代表らを招いたスポーツ教室などを開いてきた。<了>

どんな取り組みをするのだろうか?
記事を見る限り、とても興味深いですね。
個人的には、運動が得意じゃない子供たちの運動に対する抵抗を少なくすること、そして楽しくスポーツに親しめるように取り組むことが必要だと思っています。

また冬季に楽しめるコンテンツ作りも必要じゃないでしょうか?
雪を活用したものは幅広く考えられます。
雪かきをスポーツ(ゲーム)化したものも登場しました。
※スポーツ雪かき HP http://spoyuki.com/

また気軽に運動に取り組める環境作りが必要だと思います。
その意味では、カタチ(ハード)から入るのではなく、いつでも・どこでも・できるところ(ソフト)から着手するのがいいと思いますけど…。



敗戦から得るもの

2014-06-25 09:53:58 | スポーツ
サッカー日本代表のワールドカップ・ブラジル大会は、今朝の試合での敗戦で終わりました。

ベストの状態で、本大会に臨めなかったことが、大きく響いたような気がしています。
選手個々のコンディションも、チームとしてのコンディションも、何かが足りなかったのでしょう。
私は、そのように感じています。

どの対戦相手も、ランキング上位のチーム(国)だったため、当初から苦戦は予想されました。
その中で日本代表がすべきことは、自らのサッカーをすることだったはずです。
どこまでできたのでしょうか?またチャレンジしたのでしょうか?
相手もあることですから、簡単ではないのですが、幾分疑問に感じています。

重要な初戦を落とし、二戦目もドロー。
状況はどんどん厳しい方向へ向かっていきます。
こういう流れになると、なかなか立て直すのは難しいものです。
また、その逆境を跳ね返す力が、今回の代表チームにはなかったのです。

今回の敗戦から何を得て、次にどうつなげるのか?
4年後に真価が問われます。

いまさら戦犯を探しても仕方がありません。
あえて言うなれば、指揮官であるザッケローニ監督になるのでしょう。
しかし、そんなことを言っても、結果が変わるわけでもありませんから、仕方がありません。

世界の中での日本の位置をしっかり確認し、良かったところ・悪かったところを含めて総括すること。
そして、そこから得られた情報を基に、新しいチームづくりに着手していかなくてはなりません。

また、新たなタレントの発掘と育成が急務ですね。
4年後に期待して、推移を見守りたいと思っています。

まずはお疲れ様でした。

6年後に向けて

2014-06-24 09:32:56 | スポーツ
NHKのニュースより

6年後の東京オリンピックとパラリンピックに向けて、大会の組織委員会と全国の大学が23日協定を結び、オリンピックに関する教育やボランティアの育成などで、連携を強化していくことを確認しました。

これは6年後のオリンピックとパラリンピックの準備や運営を行う大会の組織委員会が、全国の大学や短大に呼びかけたもので、23日は早稲田大学で協定の締結式が行われました。

この中で組織委員会の森会長は「大学生のパワーを2020年の東京大会に注入していただきたい」と述べました。

今回の協定では、組織委員会が学生に対してオリンピックの歴史や意義を教えるいわゆる「オリンピック教育」などで協力する一方、大学側は選手やコーチ、ボランティアなどといった、人材の育成などに努めるとしています。

大学側を代表して早稲田大学の鎌田総長は「オリンピックを盛り上げていくことが、大学の発展や世界平和の実現に貢献すると期待している」と述べ、それぞれの大学の強みを生かした取り組みを行っていく考えを示しました。

組織委員会と協定を結んだのは全国の大学や短大のおよそ半数にあたる552校で、今後、具体的な連携について検討することにしています。<了>

「オリンピック教育」に力を入れることは賛成ですね。
スポーツに限らず、現代にいたるまでの歴史をしっかり認識しておくことは必要ですからね。

それと大学側は選手やコーチ、ボランティアなどといった、人材の育成などに努めるとしています。
付け加えるのなら、そういったコーチなどスタッフにもある程度の報酬をつけるビジネス環境を整えることが急務だと感じます。
やはり無償(ボランティア)では限度がありますので…。

また大会を支えるボランティアの育成も、とても重要なことです。
現代のスポーツイベントにボランティアの存在は、不可欠であり、彼らの存在なくしては成立しない状況になってきています。
2020年オリンピック・パラリンピックでは、約10万人のボランティアが必要になるといわれています。
今からスポーツボランティアに対する認識を深め、できるところからやってみる環境になればいいと思っています。
それとボランティアの皆さんの先立ちになるリーダーの育成は急務だと感じています。

民間でもできることがあります。
何ができるか考え、できるところから行動に移す必要があるでしょうね。

LCC失速②

2014-06-23 08:48:45 | ビジネス
昨日の続き。

主要航空会社の旅客数と搭乗率(ゴールデンウイーク期間:14年4月26日~5月6日)
                      旅客数(人)   搭乗率(%)
   ピーチ・アビエーション(国内線)     98,314      86.1
              (国際線)     36,751      85.1
   バニラ・エア(国内線)          20,822      64.9
         (国際線)          13,970      80.8
   ジェットスター・ジャパン(国内線)   124,761      75.7
   日本航空(国内線)           1,099,695      67.9
       (国際線)           288,495      79.6
   全日本空輸(国内線)          1,442,011      63.3
        (国際線)          242,796      73.3
   スカイマーク(国内線)         264,484      75.0
  ※Aviation Wire調べ、搭乗率は座席数に占める旅客数の割合

●大規模な欠航

好調のピーチを突如として襲ったのが、機長(パイロット)不足の問題である。
病気やけがで機長が不足し、夏場に予定した増便計画をほぼ全面的に取り下げたが、世界規模でパイロットが不足し、争奪戦になっているという構造的な問題が背景にある。

ピーチは4月30日、5月~10月に最大2072便を減便すると発表したが、さらに5月20日には、8月に運航予定の56便の追加欠航を発表。
欠航便は最大で合計2128便に上る。
4月30日の発表時点で、欠航便は5月から10月までの計画便1万2886便の16.5%にあたり、影響旅客数は最大2万7209人に達する見込みだ。

ピーチが運航するエアバスA320型機(180席)は12機で、6月に13機目の引き渡しを受ける予定だ。
4月末時点の運航乗務員は108人で機長が52人、副操縦士が56人。機長の不足分は外部から雇い入れることにしていたが、計画を下回った。
13機体制になっても減便が生じる期間は11機体制のスケジュールで運航する。

ピーチに続いて、バニラ・エアとジェットスターも欠航に追い込まれた。
LCCは余剰の機材や人員を抑えることでコストを削り、割安な運賃を提供して若者を中心に顧客層を拡大してきた。
だが、短期間のうちに路線や便数を拡大した影響でパイロットの不足が深刻になった。
自力でパイロットを養成することは時間も費用もかかって難しい。
一方で、パイロットの引き抜き合戦は激しさを増すばかりだ。

8月には中国最大のLCC、春秋航空などが出資する春秋航空日本が成田国際空港を拠点に国内3路線の運航を始める。
6月末を予定していたが、春秋航空もパイロット不足が原因で再度、就航を延期した。
13年にANA HDとの合弁を解消し国内LCC市場から撤退したマレーシアのエアアジアも15年をメドに再参入を目指し、パートナーを探している。

人手不足による相次ぐ欠航という混乱の中、国内LCC市場は5社がひしめく激しい過当競争時代を迎える。<了>

やはりビジネスとして無理があるようだ。
そして乗客にとっては何とも心許ない感じがする。
とくに日本人はそう感じるんじゃないだろうか?

日本人がメインで運行するならば、何か施策を講じないと業務継続すら儘ならなくなってしまうかもしれない。
個人的な印象としては、カネを払って乗るには何かとリスクが多いと思う。
ビジネスユースならまったく当てにならない。
そこをどうするのかLCC各社の手腕に注目だ。

LCC失速①

2014-06-22 09:21:10 | ビジネス
16日のBusiness Journalより。

LCC(格安航空会社)元年といわれた2012年から2年が経過し、LCCは大きな曲がり角を迎えた。
LCC各社はパイロット不足により欠航が相次いでいる。

ANAホールディングス(HD)傘下で関西国際空港を拠点するピーチ・アビエーションは、5月19日から10月25日まで最大2128便を欠航する。
同じくANA HDが100%出資する成田国際空港拠点のバニラ・エアも、6月に154便が欠航。
日本航空系で成田空港を拠点とするジェットスター・ジャパンも6月に101便が欠航。
国内LCC3社の中で唯一の勝ち組といわれてきたピーチの失速は、LCC業界全体に影を落とし始めている。

●一人勝ちだったピーチ

国内LCC第1号のピーチ・アビエーションは4月28日、累計搭乗者数が500万人を超えた。
運航開始から26カ月目での到達となった。
ピーチが拠点を置く関西国際空港は、「アジアのLCCの拠点」になるという方針を打ち出しており、24時間離着陸ができる上にLCC専用ターミナルを備え、着陸料も大幅に割り引いている。
関西財界も応援するなど、地元の全面的なバックアップを得てピーチは「唯一の勝ち組」といわれてきた。

航空会社は年3回のかき入れ時がある。
年末年始、ゴールデンウイーク、お盆の3回で、その時期の搭乗率はLCC3社の今後を占う目安になる。
搭乗率75%以上が採算ラインといわわる中、航空専門情報会社Aviation Wireの調査によると、LCC3社が揃った12年の年末年始(12年12月21日~13年1月6日)の国内線搭乗率はピーチが83.5%、ジェットスターが78.7%、エアアジア・ジャパン(現バニラ・エア)が77.4%と横並びだった。

その後、13年のゴールデンウイーク(4月25日~5月6日)のピーチの国内線の搭乗率は91.3%、お盆期間は93.6%、13年から14年の年末年始は87.8%と圧勝した。
ちなみに今年のゴールデンウイークのピーチの搭乗率は86.1%で、同期間は12年、13年と2年連続して9割超だったが、今年は日並びの影響もあり9割を下回った。

ピーチとは対照的に、ANA HDがマレーシアのLCC、エアアジアと合弁で運営していたエアアジア・ジャパンの搭乗率は上がらず、合弁を解消した。
その後、13年12月にANA HDの100%出資で再出発したバニラ・エアの今年のゴールデンウイークの国内線の搭乗率は、64.9%と振るわなかった。

また、ジェットスターは機体を増やし新規路線を次々と開設して座席数を増やしたことで乗客数は12万人を超えたが、今年のゴールデンウイークの搭乗率は前年より3.2ポイント減って75.7%だった。
ミニスカ搭乗員で話題を呼んだスカイマークの75.0%と同じ水準だ。

続きは明日。


明日11時半~

2014-06-20 09:32:33 | スポーツ
札幌市内の銭湯では、昨年秋から「ランナーズステーション」(通称ランステ)の展開をしていますが、この春から月1回『ランナーズサポート』という講習を、ランステ対象店舗を巡回で行っています。
『ランナーズサポート』は、第一線で活躍中のスポーツトレーナーが講師となって、市民ランナーの皆様が感じている疑問などにお答えします。
(ストレッチの方法、練習メニュー作成法、銭湯を活用したケアメンテナンス等)

6月は明日開催とのことです。
詳細は下記の通りです。

日時  6月21日(土)11時半から13時
場所  神宮温泉(中央区北3西29-1-18)
講師  林真弘さん(スポーツトレーナー、A-STYLE TRAINER'S TEAM所属)
定員  15名(市民ランナーの皆様が対象です)
受講料 1500円(ランステセット込みの料金となります)
※受講料は、神宮温泉で支払いください。

詳しいお問い合わせは、札幌公衆浴場商業協同組合(011-611-9341)まで。
市民ランナーの皆さん、参加されてみてはいかがでしょうか?

過去最少

2014-06-19 08:41:22 | スポーツ
数日前の新聞より。

全日本柔道連盟(全柔連)は16日、東京都文京区の講道館で理事会を開き、2013年度の会員登録人数が過去最少の16万9333人となり、前年から減った6207人のうち約4000人が小中学生であると報告された。

昨年発覚した暴力指導問題などの影響が大きいとみられる。
全柔連の近石専務理事は「一連の不祥事が大きなイメージダウンとなり、非常に深刻な状況だ」と述べ、授業や部活動における柔道事故の発生も原因に挙げた。
山下副会長は「どうすれば競技が増えるかについて今まで全く議論されていない。早急に取り組まないといけない」と危機感をあらわにした。<了>

まぁ当たり前といえば当たり前だろう。
あれほどイメージが悪いことをしちゃったんだから、保護者も率先して柔道はさせないよなぁ。
また組織としての全柔連もよろしくない。
組織の刷新と新たな風を取り入れる柔軟性は必須だと思われる。

本腰を入れて、そしてすぐさま取り組まないと、将来五輪等の世界大会で日本人が健闘することはなくなってしまうのはないか?
柔道の本質をもう一度見つめ直して、できるところから取り組まなくてはならない。
そんなに悠長にしていられる状況でもないのだから。