虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

旧・足寄駅

2013-10-05 09:15:35 | 旅行
昨日に続いて足寄の話題。

足寄・道の駅「あしょろ銀河ホール21」は、道東自動車道・足寄ICから北へ約5㎞、北見・網走圏と釧路圏、十勝圏を結ぶ国道241号と242号の交差点にあります。

2006年4月に「ふるさと銀河線」が廃線となるまで、鉄路の駅「足寄駅」でもあり、この場所を中心に町の歴史を刻んできたのです。
これからも交通・地域の拠点として、歴史を刻んでいけるようにという地域の思いも込めて、館内や周辺には、鉄道の面影が残されています。

建物の中は、足寄町特産のラワンブキ製品やチーズ・乳製品を中心とした特産品ショップ、ベーカリーショップ、レストランなどがあります。
かつての駅(ホーム)を模したものも建物の真ん中に残されており、線路の一部は保存されています。

数年前までは「ふるさと銀河線」で使っていたホームもそのままありましたし、線路の跡もしっかり残されていました。
しかし、ここ数年の間にそれらは姿を消しました。
少々残念な思いに駆られたのは、私が鉄道ファンだからでしょうか?

その代わりといっては何ですが、銀河ホール北側にある(駐車場などがある)広場の中央に、木造時代の旧・足寄駅舎を復元した多目的観光施設(写真)が建設されました。
2年前に来たときにはなかったので、2年の間に建てられたのでしょう。
なかなか風情がある建物ですね。

この建物は、足寄町内で生産されたカラマツ材が使われており、現在は十勝バスの待合室として「駅」の機能を有しています。
中には、軽食ができるスペースがあり、何故か足型採取事業の拠点「足型工房」などが入っています。
足寄と足型、何か関連があるのか?
外には町民の足型が沢山並んでおりました。
何かの記念事業なのかな?

室内に入ると、国鉄時代の時刻表や料金表(1989年、国鉄最後のもの)も掲示されています。
鉄道ファンには垂涎の品かも?

「足型工房」の入口には、松山千春さんが登場。
足型を取っている大きな写真パネルがあり、どことなくユーモラスな構図が印象的です。

時間は夕方5時。
外も幾分暗くなってきました。

これから15㎞離れた豆の町で知られる本別町へ向かいます。
続きは明日。