虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

厳しい状況

2019-03-31 07:15:52 | 社会

時間は9:45。さすがに腹が減ったので、遅めの朝飯とする。

築地時代から来たら必ず寄るカレー専門店へ。

関東で生活するようになり、1年半になりますが、その間に来店したのは4回目。ほぼ半年の間隔で来店していることになる。

もちろん豊洲のお店は初めて。いつものメニューを頼むと間もなく出てくる。食べながら店主といろいろな話を。

やはり豊洲市場、そして築地場外の話題に。

築地場外で聞いた話とほぼ同じで、12月までは開業効果で賑わいを見せていたが、年明けから少しずつ安定し、2月からはお客さんが疎らな日も普通になってきたとのこと。

また土日は混むとか、雨だと客足が鈍るとかの流れが一定ではなく、動向が読めないという。商売する側からして、これはキツイ。

仲卸しは約500店で開業したが、この半年で35店ほどが廃業したとの話だった。築地時代とは賑わいも明らかに違うし、お客様との微妙な距離感があるのは間違いない。ある意味、政治(都政)に翻弄されたといえるのかもしれない。

画像 : 仲卸し(関係者以外立ち入れないため、見学通路からガラス越しに見るしかない)

カレーの味は変わりなく、美味しくいただきました。店主の「大変だけど、頑張ってやりますよ!」の言葉に、こちらが励まされたような(逆なんだけど・・・)感じになり、お店を後にしました。

また食べに来ますよ!半年経つ前に。

ps.当初からわかっていましたが、築地とのアクセスの違いも、豊洲の厳しさにジワッと効いているのかもしれないなぁ。


築地→豊洲

2019-03-30 07:04:41 | 社会

築地場外で1時間ほど過ごした。時計は朝8:30少し前。

豊洲へ向かう。有楽町線新富町まで歩く。途中、出勤中の方々の姿が目立つ。歩くこと数分、新富町から地下鉄に乗る。

数分乗車し、豊洲駅到着。

市場へ行くにはゆりかもめに乗るのがベターだが、豊洲の街を巡りながら向かうことにした。

林立するタワーマンションとオフィスビルの群れ。かつては造船所(現在のららぽーと)と東京ガスの工場(現在の豊洲市場)以外、これといったものはなかったと記憶しているが、この25年で別の街にモデルチェンジした感がある。

そういえば、セブンイレブン1号店は豊洲でしたね。今でも営業中(昨年寄りました)です。

市場までぶらぶら歩くこと、約20分。豊洲市場が見えてきました。築地と違い、近代的な建物と広大な施設が目立ちます。

早速、見てみましょう!

見学者には首からぶら下げるパスを渡され、関係者と区別しやすいようにしている。ガラス越しではあるが、荷置場なども見ることができる。売れ残った(競りにかからなかった)と思われる冷凍のマグロも確認できた(画像)。

また市場や流通の仕組みも紹介されている。何だか工場見学に近い印象。かつての築地の近接感とは印象を異にする。

開業直後は混んでいたのはニュースなどで見て知ってはいたが、この日はまずまず。外国人観光客が多いのはすぐさま確認できた。

次は仲卸しなどの見学です。続きは明日。


寂しげなのは否めない

2019-03-29 06:33:33 | 社会

半年の間に、人の流れや活気など以前とは様子が変わった感じが否めない築地場外。

これからが本当の勝負だと思われます。ただどこかに諦めムードがあるように感じたのは気になったなぁ。

やはり場内あっての場外なのか。でも場外の存続を望み、残ったわけだから、築地場外ブランドをしっかり構築し、末永く頑張ってもらいたいものです。

そして、解体が進むかつての場内市場を眺める。

たくさん棲息していると言われるネズミの駆除はしっかりできてるのかな?

解体作業が終わるまで、もうしばらくかかりそうです。

ひと通り、様子を確認したので、新たに開場した豊洲市場へ向かう。そこで遅めの朝飯だな。

地下鉄(有楽町線)で移動します。


間もなく半年

2019-03-28 06:23:20 | 社会

一昨日のこと。

仕事がぽっかり空いてしまったため、朝早起きして都内各所を巡ることにした。

いつものように、東京メトロ24時間チケットを使い、存分に見て回る。朝5:40に起床、朝6:00に出発。途中、北千住駅で乗り換え、24時間チケットを購入。即利用開始。

朝一番で向かうのは築地場外市場。

場内市場が移転し、間もなく半年。その後、どのように変化したのか?

日比谷線築地駅で下車。築地本願寺前を通り、場外のもんぜき通りへ。

今まで何度となく、朝7時頃の築地へ来ているが、見るからに人通りが少ない。そのため(当たり前だが)活気も少ない。やはり場内市場移転の影響はあるのか?

ある海産物を扱うお店で(失礼ながら)聞いてみた。

「12月の年末まではまずまずだったが、年明け、とくに1月中旬からは落ち着いちゃったね」とのこと。

「昼時は食事をかねて観光のお客さんを乗せたバスが来るけど、以前のように多くはないね」

そして「豊洲も大変らしいよ」とも話していた。

場外をぐるりと巡ってみたが、確かに人通りが少ないし、外国人観光客が疎ら。以前なら早朝から海鮮丼を頬張る外国人がそこかしこにいたのに。

現代日本の観光は訪日客に依存する部分が大きいが、その様を市場移転のBefore/Afterで確認できたのはなんとも皮肉。

その分、ゆっくりと買い物や食事ができるメリットもあるけどね。

もう少し築地の話題が続きます。


1周あたり13秒の差

2019-03-27 06:11:15 | スポーツ

F1-Gate.comより。

インディカーがF1と同じサーキット・オブ・アメリカズ(COTA)で開催されたことで、F1とインディカーの直接比較が可能になり、F1マシンとインディカーマシンの大きなタイム差が浮き彫りになった。

2012年からF1を開催しているテキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで“インディカー・クラシック”と題されてインディカー・シリーズが初開催された。

土曜日の予選ではウィル・パワー(ペンスキー)が1分46秒0117でキャリア56回目のポールポジションを獲得した。

昨年のF1アメリカGPでは、メルセデスのルイス・ハミルトンが、同じ構成+ドライコンディションで1分32秒237をマークしており、両マシンには13秒7の差がついた。

1周あたり13秒の差は、F1マシンとインディカーマシンが同じレースを走った場合、インディカーの全車が7~8周の周回遅れになる計算となる。

昨年のF1アメリカGPの予選で最下位だったストフェル・バンドーン(マクラーレン)も1分35秒735を記録しており、インディカーの最速タイムに11秒以上の差をつけている。

このラップタイムの大きな差は、F1とインディカーの大きな予算の差の結果とも言える。

インディカーのチームは年間2500万ドル~4000万ドル(約27億円~44億円)で運営されているが、メルセデスやフェラーリ、レッドブルといったトップタイムは約5億ドル(約549億円)を費やしており、1チームの予算でインディカー全体のグリッドをカバーできる計算になる。
言い換えれば、F1とインディカーのパフォーマンス差は、1周1秒あたり3500万ドル(約38億円)に相当する。 <了>

予算が桁違いだから、13秒差もやむを得ない。確か昨年秋のテストでは15~16秒差だったはず。季節が同一じゃないのは差し引かねばならないが、それでも約半年ほどで2.5~3秒を縮めたのは単純に凄いんじゃないか?

同じサーキットで、F1より13秒も遅い(インディカー)マシンでも、面白さはF1以上だったりするのが、インディカーレースの良いところ。コスパも高いし、レースとしての面白要素は先鋭化したF1よりは多く盛り込まれている。

対して近年のF1の苦境は「速い=面白い」じゃないあたりにあるんだよね。 


不適格者なのは明らかだが・・・

2019-03-26 05:33:30 | 社会

日テレNEWS24より。

桜田オリンピック・パラリンピック担当相が、また失言で謝罪、撤回した。

桜田五輪担当相は24日、地元の集会で、東日本大震災の後、東北自動車道などが「健全に動いていた」などと発言していたが、野党側は事実誤認だとして厳しく追及した。

立憲民主党吉川沙織議員「『東北自動車道だとか健全に動いていたから良かったですが、首都直下地震でも来たら人の移動や物資の移動が妨げられる』との発言をしたと」

桜田五輪担当相「一定期間経過後に内陸部の一部の幹線道路では緊急車両の通行ができるようになった、との意図でお話をしたところであります。広く国道交通網ということに言及して申し上げたことは事実と異なるため、おわびの上、撤回させていただきたいと思います」

立憲民主党・吉川沙織議員「日々歩みを進める被災地の方々を傷つける発言にほかなりません」

実際は、東北自動車道の通行は緊急車両が翌日まで、一般車両が13日後まで通れなかったということで混乱していた。野党側は「大臣の資質が疑われかねない」と辞任を求めている。

――これまでも問題発言などが相次いでいるが、致命傷になっていないのはなぜ?

政権へのダメージになっていないというのが最大の理由だと思う。安倍内閣の支持率も下がらず、自民党からは「決定的な失言ではないから大きな問題にならない」と、余裕とも受け取れる発言さえ聞こえてくる。

さらに「桜田さんを辞任させると、失言が多い麻生財務相にも影響が及ぶので安倍首相は守りきるだろう」という見方もある。

この政府与党の対応に野党からは「気持ちが緩みきっている」と批判の声があがっている。<了>

資質の問題や任命責任があるのは明らかだが、決定的な失言じゃないから致命傷にならないと与党が判断しているのはいかがなものか。

こういう余裕の(不遜な)態度の一端に、野党のだらし無さがあるのは明らか。野党の国民からの人気のなさ、信頼感の欠如はかなり深刻で、政権与党よりもそれらがないのだから話にならない。

また現政権は国民をないがしろにし、もっと言えば馬鹿にしているとしか思えない。それでも良いと考えている節すらある。どうにもならないね!


妥当な判断

2019-03-25 12:57:54 | スポーツ

日刊スポーツより。

巨人上原浩治投手が初の連投で1回無失点に抑えたが、2軍合流が決まった。

(24日の試合で)7回から登板し、1安打を浴びながら後続を断ち、日本復帰後“初勝利”。「先頭から低め、低めと強い意識を持って投げた。連投も問題なく順調だと思う」と言った。

最速は135㎞で、宮本投手総合コーチは「もう少しスピードがほしい。必ず必要な時が来ると思う」と期待した。2番手で登板して3失点した坂本工、田原の2軍降格も決まった。<了>

23日に4回から1イニング登板し、注目しながら見ていたが、故障上がりということもあり、球速もキレもまだまだでした。

その分、技でカバーしようとしていたが、ちょっと無理がありましたね。1軍はそんなに甘くはないですね。

しっかり身体(コンディション)を整えてからですね。宮本コーチが言う「必要な時」は交流戦くらいか?


開幕直前

2019-03-24 06:39:04 | スポーツ

昨日は昼までに用事を済ませ、昼過ぎから都内へ。

御茶ノ水駅で下車し、神田界隈をウロウロ。花冷えという言葉がピッタリの寒さ(最高気温は一桁か?)で、開花宣言が出されたものの、サクラはパラパラ咲いている程度。見ごろは次週末かな。

夕方になり、東京ドームへ。

巨人vs.千葉ロッテのオープン戦を見てきました。

野球観戦で東京ドームへ来るのはかなり久しぶり。15年ぶりくらいか?

試合開始時間には座席もほぼ埋まり、42900人ほどだったとか。

試合内容はオープン戦なので、幾分差し引く必要はあるが、今まで失点のなかったジャイアンツの吉川投手(元日ハム)が連打+失点からゲームは大きく動いた。

その裏、マリーンズの唐川投手も似たり寄ったりで、試合が締まらない。

吉川、唐川両投手に共通するのは、良い球はたくさんあるのに、組み立てが良くないのか勝負所で痛打されてしまう。また不利なカウントでの配球があまりに素直で弱気なため、読まれていたように感じた。

両投手とも実力はあるはずなのに、飛躍できずにいるのは、負け犬根性が悪影響を及ぼしているからではないか。まっさらにして、その場を大事にして、今のベターを発揮するメンタリティーが必要に感じた。もっと言えば、自らを光らせる技術が足りないと言えるかもしれない。なんとももったいないよね。

彼らの活躍如何がチームの浮上に欠かせないと感じたので、昨日の結果を踏まえ、一層の奮起が望まれる。ファンが一番歯痒いかもなぁ。

あと、元日ハムの選手が両チームに多いんだね。(G 陽、吉川、石川  M レアード、岡)

とくに陽選手は2本のホームランで好調をアピール。長野選手の抜けたポジション(チーム内の立ち位置も含め)を得るため、気合いが入っているようだ。

冒頭にオープン戦なので、内容はあまり重視しないと記したが、昨日の試合を見る限り、両チームとも今のままではなかなか厳しいかな。

ちょっとしたミスもあったし、中継ぎ~抑えの不安感は拭えなかった。あとは開幕後、そして交流戦までに少しずつ今シーズンのカラーを築き上げられるか?

監督はじめ、首脳陣の手腕ですな。

画像は、4回表から登板した上原投手。投球練習中の様子。

 


オレンジバーミリオン

2019-03-23 06:38:06 | 乗り物

乗りものニュースより。

 JR東日本八王子支社は2019年3月22日(金)、「中央線開業130周年記念キャンペーン」を4月6日(土)から8月31日(土)にかけて実施すると発表しました。

 中央本線の新宿~八王子間は、1889(明治22)年4月11日に甲武鉄道として新宿~立川間が、8月11日に立川~八王子間がそれぞれ開業して今年で130周年を迎えます。これを記念してJR東日本八王子支社はキャンペーンを展開。路線や駅などで様々な企画を行います。

 中央線快速では、現在使用しているE233系電車1編成(10両)に、201系電車をモチーフにしたラッピングを施します。201系は国鉄時代に登場した電車です。中央線快速用の車体はオレンジバーミリオン(朱色1号)で塗装され、1979(昭和54)年から2010(平成22)年まで約30年にわたり使われていました。

 ラッピング列車は4月8日(月)から8月31日(土)まで、中央線開業130周年の記念ロゴヘッドマークを掲出し、中央本線の東京~高尾・大月間や青梅線の立川~青梅間を走ります。なお、ヘッドマークは期間の途中で変更される予定です。

 このほか、路線開通時に同時開業した中野駅、武蔵境駅(開業時は境駅)、国分寺駅、立川駅、八王子駅のうち、武蔵境駅、国分寺駅、立川駅、八王子駅では開業130周年を記念する各種イベントを開催。武蔵境駅、国分寺駅、立川駅では各駅社員がデザインした記念スタンプも用意されます。このほか各駅店舗などでは、記念のグッズや駅弁も登場する予定です。<了>

 年代的に中央線=オレンジ一色の201系のイメージだ。とくに画像の車両のように<特別快速>や<中央特快>のヘッドマーク付きは、インパクトが強かった。

 当時は鋼鉄製の車両で、現代のアルミ車両よりかなり重く、その重い車両で直線区間(立川~東中野)をぶっ飛んでいた。常磐快速線(=エメラルドグリーンの疾風)に匹敵するスピード感と迫力だった。

 今回はE233をラッピングしたものだが、当時の雰囲気は出そうである。期間も長いから乗る機会も出てきそうだ。


自らで区切りをつけた

2019-03-22 07:33:38 | スポーツ

今日はこの話題を触れぬ訳にはいかないよね。

日米通算4367安打を放ったマリナーズのイチロー選手が引退を表明した。

昨夜、東京ドームで行われたアスレチックス戦の終了後に記者会見を開き「今日のゲームを最後に現役生活に終止符を打つ」と語り、引退することを明らかにした。

50歳の現役を目標にし、常々そのような発言を繰り返していたが、ヤンキースへの移籍以降は、結果が出なければクビになる=引退の危機という瀬戸際の心境だったと話していた。

また世論やマスコミも年齢による衰えを指摘していたが、それに抵抗するように自らを奮い立たせていたのだ。

現役としては昨夜で区切りをつけ、本人曰く「元イチロー」となった。

今後も何らかの形で野球に携わるのだろうが、元イチローがどういう道を進み、何をするのか?とても興味深い。

会見でも少し話していたが(意味不明なプロアマ協定により)プロ選手はこどもなどアマ選手に直接指導できなかったが、引退によりその縛りもなくなった。

元イチローとしてのネームバリューや発言力もあるから、その垣根を外し、自由にこどもや小中学生、高校生に野球を指導できるようになればと思うし、何より彼が愛する野球を多くの人たちに伝導するのが、彼らしいと思うなぁ。