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虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

十勝晴れ

2013-09-30 09:06:07 | 旅行
おはようございます。

週末はラリー北海道観戦に十勝地方へ出かけておりました。
2年ぶりのラリー北海道観戦ですが、楽しんできました。
やっぱりモータースポーツはいいよなぁ。

今年のラリー北海道は12回目の開催で、私は8回目の観戦です。
その他、ラリージャパン(WRC:世界ラリー選手権)が十勝で開催されていたとき(2004~2007年)には、毎回=4回行きましたので、なんだかんだでラリー観戦では12回目の十勝訪問となりました。

今回は28日朝8時までに陸別へ向かいます。
札幌からの距離300km。黄色いナンバーのマイカーでは5時間くらいかかります(白いナンバーのクルマですと、約30分短縮できます)

それで、朝2:50に札幌出発。
外はまだ真っ暗ですが、粛々と陸別へマイカーを走らせます。

R274を東へ進みます。
やがて石勝樹海ロード~日勝峠と結構険しいワインディングを駆け抜けます。
10年落ちのKカーには、やや荷が重いようですが、どうにか勾配を上がっていきます。
冬はとても滑りやすく、道もアンジュレーションが多いため、事故の名所となり、至るところで事故車両が見られる場所です。

途中の温度計は、気温3度、路温8度を表示していました。
車内の暖房が恋しくなります。
でもあまり使うとパワーダウンしますので、オンオフを繰り返して・・・。

日勝峠の手前で、日の出を迎えます。
4:40頃から徐々に明るくなってきました。
明るくなると素晴らしい天気であることがわかります。
そして、まぶしい日差しがフロントガラスを照らします。
私もサングラスをかけて、その日差しに対応します。

峠も越えて、十勝平野に下りていきます。
まさしく「十勝晴れ」です。

田園風景に日が差して、とてもきれいな光景です(写真)
さぁこれからが本番です。

約1週間位、この話題(十勝2日間)が続きます。

今週末は十勝

2013-09-28 02:52:16 | 旅行
今週末は十勝地方へ出かけます。

今回はマイカーでのお出かけになります。
まもなく(現在2:50)出発予定。
目的地は、日本一寒い街で有名な陸別です。
札幌から約300km。約5時間の行程です。

ここ数日、朝晩はめっきり冷え込み、木々も少しずつ色付いてきました。
さぁ少しくらい紅葉を見ることはできるのでしょうか?

では行ってきます。

シンクロで更生目指す

2013-09-27 09:17:14 | 社会
先日の新聞記事より。

大阪府阪南市にある少年院が、シンクロナイズドスイミングを更生に生かす取り組みを続けている。
全員の心が一つにならないと演技が成り立たない。
「練習は苦しいことの連続だったが、仲間の支えで乗り越えられた」
9月上旬、保護者向けの発表会にこぎ着けた入所者の一人は日に焼けた顔に充実した笑みを浮かべた。

海辺近くの「和泉学園」
窃盗や恐喝などの事件で少年審判を受け、送致された14~16歳の約140人が暮らす。
10年前から毎年、十数人ほどが通常の教育課程や職業訓練とは別の特訓に耐え、映画「ウォーターボーイズ」さながらのパフォーマンスを披露してきた。

メンバーは本人の希望のほか、集団生活になじめないなど訓練の必要性を基準に選ぶ。
全く泳げなかったり、潜水が得意だったりと、能力差は大きい。

担当の教官は「最初は全然リズムが合わず、動きはバラバラ。息が切れ、曲の途中で我慢できずに水中から顔を出す者も多い。それでもみんなと呼吸を合わせながら厳しい練習を続けることで責任感や忍耐力、協調性が身に付く」と説明する。

今年は6月下旬にチームを編成。
選ばれた丸刈りの少年13人は同学園の敷地内にある屋外プールで、使わない間にたまったごみの掃除から始めた。
週4回、1時間半ずつの練習を2カ月余り。生白かった体が黒く引き締まった。

発表会は9月6日。
少年審判に関わった裁判官や保護者ら90人が屋外プールの観客席に集まった。
ヒップホップ調に編曲された「白鳥の湖」に合わせ、水中から太ももが突き出されたり、ポーズを決めたり。そのたびに歓声が飛んだ。
見届けた父親の一人は「集団で何かをやり遂げるには他者への思いやりが必要だ。今後の人生でもこの経験を生かしてほしい」と感慨深げだ。

1992年にバルセロナ五輪のシンクロのデュエットで銅メダルに輝いた高山亜樹さん(43)=兵庫県西宮市=も3年前から年に2~3回、指導している。
「社会に出ても困難から逃げないで」とエールを送った。<了>

これぞスポーツのチカラである。
特にシンクロの場合、共同作業だから、集団における他者への配慮を身に付けるのには良いと思われます。

スポーツは、五輪やプロばかりではないのです。
人間教育などにも大きく寄与しているのです。

遺体液化装置?

2013-09-26 09:10:40 | 社会
先日、インターネットで興味深い記事を見つけました。

その記事をそのまま紹介します。

「火葬はもう古い!? 遺体を溶かす機械が葬儀現場に登場」

火葬に土葬、風葬に鳥葬……死者を弔う方法は時代や文化、宗教で様々だ。
最近は宇宙葬などという言葉も聞かれるようになってきた。
そしてまたひとつ、革新的な葬法が登場した。
なんと、遺体を液化してしまうというのだ。

この新技術は、機械を使ってわずか3時間足らずで人体を「骨と茶色いシロップ状の液体」に分解してしまうというもの。
「人体の生まれ変わり」を意味するギリシャ語resomaから、リソメーション(Resomation)と名付けられたこの画期的な遺体処置法、土葬や火葬に代わる葬法となり得るのだろうか。

処理の過程はこうだ。
ステンレス製のアルカリ性加水分解装置に、水と水酸化カリウムの混合液を入れる。
そこに遺体を浸け、2時間半から3時間の間180度まで熱すると、死体はカルシウム(骨)と、緑がかった茶色い液体になってしまう。
土葬の際にバクテリアが人体の組織を分解する働きを、人工的に再現しているという。

軟らかくなった骨は粉砕され、火葬の灰のような状態で遺族に渡される。
アミノ酸や糖質、塩分を含んだ液体は、自宅の庭や森の木々にまいて死者を自然に還すこともできるし、下水道に流しても環境を破壊しない。

機械を開発したのは、英国に本社を置くリソメーション有限会社。
創設者のサンディー・サリバン氏は「燃えさかる高温の炎で遺体を焼くより、静かに溶かしてあげたい人も多いのでは。故人を化学技術で溶解することに違和感を覚える方もいるかも知れませんが、我々が数時間で行っているのは、土中のバクテリアが何カ月、何年かけて人体を自然に還すのと同じ作業なのです」と述べている。

すでにアメリカで処置を受けている人もあり、徐々に広まっているようだ。
同社は、火葬に比べ二酸化炭素排出量も削減でき、有害な化学物質も排出しない環境適応型の遺体処置法として、法的認可の下りていない本国イギリスおよびアメリカのいくつかの州での合法化を目指していくという。

文化や宗教により賛否両論が巻き起こりそうなリソメーション、日本で普及する日は来るのだろうか。<了>

皆さんはどのように感じましたか?
私は火葬よりは良い方法じゃないかと思いましたね。

ひどい、ひどすぎる。

2013-09-25 09:20:05 | 乗り物
毎日、JR北海道のことがニュースになっていますね。

良いことならまだしも、悪いニュースばかりである。

昨日、道内のローカルニュースのラインナップは下記の通りだった。
①根室本線・白糠駅で普通列車から白煙
②石北本線・網走駅で停車中の特急からブレーキ部品が脱落しているのが見つかり部分運休
③函館本線・国縫駅で貨物列車が人身事故のため一部不通
④道議会で高橋知事がJR北海道に苦言

これじゃ道内ニュースというより、JR北海道ニュースだよねぇ。

先日、JR北海道のエリアでのレール異常が97箇所と報道され、呆気に取られました。
そして、本線がそのうちの半数に至るとは…。
加えて1年も放置していた。
開いた口が塞がらないとは、このことを言うのだろう。

そうしたら、また追加で170箇所も…。
至るところが、危なかったんだなぁ。

何もなく「鉄分補給の旅・2013夏」が終わったことに、心の底から安堵したくらいである。
これからは安心して、JR北海道の列車に乗れないことを、運輸事業者(JR北海道)自らが改めて証明してくれた。

極端かもしれないが、列車に乗るのも「自己責任」になるのなら、自分でクルマを運転して出かけるって。
命をかけて(公共交通の)鉄道には乗りたくないですからね。
聞いた話ですが、JR北海道の内部は権力争いが激しいみたいで、自分のセクションでのトラブルは致命傷になるとのこと。
それで、ある程度まで上がって、そこからは…ということらしい。

全くお客のことを考えていないですね。
内向きになる組織は、ロクな組織じゃないんです。
先日終わった民放ドラマみたい(興味もないので、全く見てませんが…)

これを機に、大きく体制が変わり、信頼性が確保されるまで、当面は「JR北海道を利用しない」ことに決めました。
彼らはお客のことを考えないのだから、お客も彼らを相手にしない方がいいのだ!
少しでも甘い顔を見せたら、奴らはつけ上がるだけだから。
これで新幹線が来たら、どうなるのだろう?
まるで走る凶器です。危ない、危ない。

鉄道ファンとして、極めて残念ですが、ここまで落ちぶれたら仕方がない。
「鉄分補給の旅」も、これからは道外にします。
首都圏や近畿圏など、バリエーションはありますし、JR北海道より安全でしょうから。

我が国の公共の乗り物で、安全が担保されないのなら、乗らないほうが良い。
それが身のためだ。
あまりの馬鹿さ加減に、奴らを応援しようという気も失せてしまった。

いかなる理由があるにせよ、彼らが繰り返し起こしたことは許されることではないし、消費者も許してはならない!

東京電力ともども、呆れる会社である。

名将足りえるか?

2013-09-24 10:10:58 | スポーツ
久しぶりにプロ野球の話題。

先日、巨人が2年連続のリーグ優勝を決めた。
一般的には「あれだけの巨大戦力を持っていれば、誰が監督でも勝てる」ということになるのではないか?

でも、勝てない監督も存在する。
今では参院議員になってしまったが、Ⅴ9時代のエースだった方などはその代表例。

さて、現在巨人を指揮している原監督は、どのように評価すればいいのだろうか?
就任10年で6度目のリーグ優勝だから、決してヘボ監督ではない。それは間違いない。

ただ、繰り返しになるが、あれだけの巨大戦力を有すれば、普通にやれば、勝ち抜くことはたやすいはずである。
そういうチームを率いているからこそのプレッシャーは、とても大きいのだろうが…。

個人的な原監督の評価は、5点満点の4点といったところ。
超一流のレベルには達していない。
まだ一流のレベル。
ただ、この球団で監督を務めたONよりは、監督としての資質はあると思える。

課題としては、劣勢に立たされたときに、幾分脆さがあるように感じる。
昨年の前半戦などは、その典型例。
ズルズル、行ってしまうのだ。

プロ野球の監督に限らず、リーダーの真価は厳しい状況時に問われるもの。
その点で、物足りなさはある。
もう少しタフに戦えると、超一流の監督、または名将といわれる人物になるのではないだろうか?

あと彼の(試合後の)コメントなどを聞いていると、マスコミ受けを狙ったパフォーマンス的な言動も目立つ。
彼の歩みからして仕方がないのだろうが、ちょっとウザったい。

いつまでも若々しい「若大将」だが、気付けば55歳。
ここから5年間で、名監督に相応しい重さを身に付けられるか、興味深いところだ。

3123.1km

2013-09-22 09:27:18 | 旅行
さぁ、あとは札幌へ戻るだけです。

20時46分、旭川発岩見沢行きに乗車。

22時24分、岩見沢に到着。
すぐさま22時32分発、札幌行きに乗り換え。

23時14分、札幌駅に到着。

今回の「鉄分補給の旅・2013夏」は終了となります。

いつもは、旅の最後は「また旅がしたいなぁ」という気分に駆られますが、今回は存分に満喫できたため、そのような感慨にふけることもなく、ホッとしたと言うのが正直な印象でした。

全行程3123.1km(鉄路のみ)
足掛け6日(実質5日間)
かつてない、長大「乗り鉄」旅行を無事に終えることができました。

費用も、交通費・宿泊費・食事代など全て込みで、約27000円と内容の割りに超リーズナブル。
充分過ぎるほど、鉄分補給が出来ました。
摂取過剰で、軽く流失している可能性もあります。

今度は、首都圏路線全制覇とか、日本最長の山陰本線チャレンジもいいかなぁっと。
時刻表を見ながら、思いを巡らすと、数多くの方法があって、チャレンジしたくなりますね。
あとは休みの調整だけですね。

最後に、今回の「鉄分補給の旅・2013夏」全行程をご紹介します。

8/12(月)
札幌2045~2104野幌2116~2135札幌2200=
※急行はまなす泊

8/13(火)
=539青森618~655蟹田707~746三厩803【バス】835竜飛崎灯台、階段国道、旧奥谷旅館1120【バス】1152三厩1246~1326蟹田1329=1420木古内1444~1551江差1616~1722木古内1744=1832蟹田1858~1943青森(温泉)2242=
※急行はまなす泊

8/14(水)
=555新札幌【タクシー】厚別613~755滝川805~855旭川925~938永山949~1004旭川1109~1229名寄1233~1334音威子府1545~1635名寄1642~1839旭川1915~1945深川2017=2029滝川2038~2120岩見沢2131~2213札幌

8/16(金)
札幌943~1101苫小牧1228~1332東室蘭1536~1641苫小牧1706~1744追分1753~1822南千歳1842~1931白石

8/17(土)
札幌634~815滝川937~1739釧路
※釧路泊

8/18(日)
釧路905~1205網走1210~1453遠軽1612~2005旭川2046~2224岩見沢2232~2314札幌

~:普通列車
=:特急(急行はまなす含む)

長い間、馬鹿馬鹿しい旅のレポートに、お付き合いいただき、ありがとうございました。

写真:釧網本線・茅沼駅の駅舎

石北本線②

2013-09-21 09:12:43 | 旅行
16時12分、遠軽発旭川行きの列車が、発車10分ほど前に入線。
いそいそと乗り込みます。

遠軽駅は北海道では数少ない、スイッチバックの駅です。
かつては、石北本線と名寄本線の分岐する鉄道の要衝として賑わっていたのですが、1989年に名寄本線が廃止されてからは、この駅は石北本線のスイッチバックだけの駅になって、現在に至っています。

旭川まで124.5km、約4時間の行程がスタートします。
途中「特快きたみ」と丸瀬布~白滝間ですれ違いました。
また信号所で数回停車します。
ちょっと、じれったいんだよなぁ。
夕闇が迫り、少しずつ暗くなっていきます。

そして、18時53分上川駅に到着です。
すでに外は真っ暗です。
この上川駅で35分停車します。

荷物を持って、駅とその周辺を散策します。
とはいっても、何かがある訳ではありません。
ひっそりと佇む田舎の駅と、少し離れた場所にコンビニが1軒あるのみです。

しかし、駅舎は最近建て直したのか、とてもきれいでした。

この上川町は、スキージャンプ女子の高梨沙羅選手(昨年のワールドカップ女王)の出身地です。
駅のアチコチに幟や横断幕が掲げられていました(写真は上川駅入口)
来年のソチ冬季五輪の女子スキージャンプで、彼女は金メダルの有力候補ですから、地元の期待もかなり高まっているようです。

また、このあたりでは結構評判のラーメン店があるようで、店先にはクルマが何台も停まっていました。
でも駅前には、ほとんど人気もないのに、局地的な人口密度の高さを感じたので、間違いなく美味いのでしょう!
幾分、香り(匂い)にそそられましたが、遠軽で豚丼を食べたので、ここでのラーメンは遠慮することに…。
またの機会に寄ろうと思います。

35分の停車後、旭川へ向けて再出発です。
外は真っ暗。車窓を楽しむ状況ではありません。

粛々と旭川で向かって走っていきます。
20時5分、旭川駅に到着。

約40分後、岩見沢行きの列車に乗り、岩見沢で乗り換え、ゴールの札幌へ戻っていきます。
この旅のフィナーレもまもなくです。

続きは明日。

石北本線①

2013-09-20 09:18:26 | 旅行
今日から「鉄分補給の旅2013夏・最終章」です。

前回は、釧網本線で網走まで来ました。
乗り換え時間5分という慌しい中、石北本線に乗車。

これから遠軽へ向かいます。
12時10分、出発です。
網走~遠軽間は113.2km、2時間43分の行程です。

網走を出てすぐ、ラグビーチームの夏合宿でおなじみの呼人を通過。
数年前、夏合宿を見に来たのを思い出しました。

そして女満別、美幌と通過し、13時24分北見到着。
この日の朝、涼しい釧路を発ってきましたが、北見は車内にいても暑かったですね。
やはり内陸ですね。少し汗ばんでいました。
釧路と北見の気温差は、おそらく7~8度くらいあったんじゃないでしょうか?

この後、留辺蘂、生田原を通過し、遠軽へトコトコと向かいます。
このあたりは林業が盛んな地域で、車窓からも山林が見えます。
昔(最盛期)は、この地域は営林署もたくさんあったそうですから、さぞ凄かったんでしょうね。

14時53分、遠軽に到着です。
遠軽駅(写真)は、その佇まいがとても赴き深いですね。
また遠軽は「かにめし」(駅弁)が有名です。
インターネットで検索すると、続々と出てきます。
海岸に面していない遠軽ですが、どうして「かにめし」なんでしょうね?

この遠軽で、1時間20分ほど空きます。
街中をフラフラしながら、肉屋が経営するレストランに入店。
時間も15時過ぎで中途半端でしたが、腹も減っていて肉を欲していたので、ちょうど良いタイミングで良い店がありました。
そこで豚丼を注文。
まもなく出てきて、あっという間に平らげました。

腹も満たされましたので、駅に戻ります。

途中にあるホテルでは「○○大学ラグビー部ご一行様」の貼紙が。
やはり夏合宿で来ていたようです。
でも遠軽で練習してるのかなぁ。

最近は、高校野球や高校ラグビーで、地元の遠軽高校の健闘が目立ちます。
スポーツタウンとして売り込んでいるのかもしれませんね。

駅に到着し、ベンチに坐り、缶コーヒーを飲みながら、次に乗る列車を待ちます。
次の列車は16時12分発、旭川行きです。

発車まで約25分。
駅の時計を見ながら、入線を待ちます。
一緒に乗車すると思われるお客さんが6~7名います。

お盆休み最終日の夕方ですが、帰宅まで約7時間半。
まだまだ旅は続きます。

続きは明日。

腐りきっている

2013-09-19 08:27:47 | 乗り物
JR北海道で、また問題が起きた。

一旦、沈静化したかと思ったら、また発生した。
恐らく、底なし沼のように問題があちこちに沢山あるんでしょうね。

今回の問題は「今月7日、JR北海道の30代の男性運転士が、寝台特急『北斗星』を札幌運転所の車庫から出そうと運転した際、ATSの設定を誤ったため列車が動かなくなった。運転士はこの後ATSのスイッチを蹴った上、ハンマーで叩いて壊した」というもの。

なんで、この運転士もすぐにバレるようなことをするんだろう?
よほど、ミスを報告しにくい雰囲気なんだろうし、重苦しい空気が充満しているのは想像できる。
でも、個人の所有でないものをハンマーで叩き壊すとは酷すぎる。

決して良いことではないが、人間がしていることだから、必ずミスは生じる。
それは仕方がない。
問題は、そのミスの対応だ。

早期に対応していれば、ここまで大事にならずに済んだと思う。
ミスを隠そうと、運転士が稚拙な考えで咄嗟に行動してしまい、またしても会社を揺るがす大問題になった。

会社も問題が発生してから、1週間くらい事実を明らかにしなかった。
以前にも言ったが、全くスピード感がなく、問題意識のかけらもない会社(組織)であるのは明白だ。

やはり、会社や社員に危機意識がないのだろう。
今まで競争に晒されることなく、温室内でぬくぬくと育ってしまった弊害が一気に出たといえる。

言い方を変えれば、長らく競合がない状況にあぐらをかいていたら、やがて血流が悪くなり(=痺れて)気付いたら壊疽していた。
そんな流れに陥りかけている。
もしかしたら、一部はすでに腐っていて、手の施しようがない状況とも言えるのかも?

東京電力並みにダメ企業ですな。
全くひどい会社になってしまったものだ。

最近「ブラック企業」なる言葉が週刊誌上などを賑わしているけれども、JR北海道も存在そのものが「ブラック」に値する企業であることは紛れもない事実だ。

東電ともども、一旦組織を解体するくらいしなきゃダメだと思いますね。
しかし、そうは簡単に行かないのが公益事業体のややこしいところ。

だからこそ、真の危機感は生まれてこないのです。
こうなったら、国が責任を持ってやるしかないのでは?
再三言っているように、死亡事故が発生してからでは手遅れになりますぞ!
もう手遅れなのかな?

ps、明日から、そのJR北海道で旅した「鉄分補給の旅2013夏・最終章」を書き連ねます。