4 World Trade Centerの中にあるEataly で夕食。
知りませんでした、日本橋三越や横浜ポルタの中にも入っているんですね。
食材だけでなく本や雑貨も盛りだくさん。
どうやって、食べるのかも知らない、いろんな食材。
もう何が、なんだか分からないチーズの山。
せっかく、大きな完璧なキッチンがあるのだから、食材を買って試してみてば良いでしょう?
その為の、キッチンじゃない?
何を購入しても、対応出来る、素敵な器具も揃ってるじゃない?
日本では、お目に掛かれないような食材もあるんじゃない?
いいえ、結構です。結構です。
お料理上手で、お料理好きな奥様ならいざ知らず。
私は、旅行先でお料理したくありません。
お家に居ると主婦は、あーあれしなくちゃ、これしなくちゃ、いつも頭の片隅にリストがあり。
明日の食事を考え。段取りを考え。
家事という終わりのない業務と不毛の戦いをしているんですのよ。
(大袈裟で虚偽の報告です。我が家では・・・・)
全てを忘れて、頭空っぽにするのが、バケーションというものでしょう!!
リセット出来るのが旅でしょう!!
引っ越し前、さぼりにさぼった水まわりの水垢に悩まされました。
ピカッとシート、お酢、クエン酸、研磨剤 いろいろ試しました。
結局、#1000以上の紙やすりで、輝くを取り戻しましたが・・・・・
お風呂の水垢は、紙やすりでこする訳にはいかない。
ネットで調べに調べて、いろいろ試してみて(業務用の強烈の洗剤は怖くて手を出せなかった)
私の、主婦の師匠である親友に相談した。
”毎日、お風呂上りに掃除して、足ふきマットはタオル地を使ってるから、それで毎日水分を拭いているわ。
足ふきマットは、そのまま洗濯機に。基本、我が家には雑巾は存在しない。
毎日やってる内に、ボコボコ床の黒ずみも水垢もいつの間にか消えたよ。
一日5分くらいの手間だから、こっちのがストレスが無いのよね”
えーーーそんな回答求めてない・・・・
しかし、万策窮まった、やってみるしか無い。
引っ越し1か月前から実践してみた。
やっている内に分かってきた。長年貯めた汚れを、一回で落とそうなんて甘すぎる。
毎日、拭いて。100回200回拭いているうちに落ちてゆくという話だ。
磨きあげてゆく表現が的確かもしれない。
それから、私はいろんな場所を、ただ毎日、水拭きした。
引っ越しするまで、私達はいろんな箇所に触り、いろんな場所を汚す。
そして、私は拭く。
なんて、不毛なんだ・・・・・汚した本人は気づかない、だって、拭くから綺麗になっている。
あーなんで、こんな所が汚れてるんだ。大人二人、なぜこんな所に醤油的な汚れがついてる。
拭けば拭くほど、新たな汚れに気づく。
親友はこうも言った。
”あくまでも、専業主婦の自己満足よ。生産しない罪悪感をこうやって埋めているのよ”
2週間くらい、拭きまくった辺りだろうか、なんだか家の中の空気が気持いい。
よしおさんは、ぴかぴかだね。と褒めてくれる。
おそらく、親友は褒めてもらう事は無いだろう。だって、ピカピカじゃない時を家族は知らないから。
自分だけが知っている、綺麗になった事を。
あーーーなんと、悲しい作業。
私の作業は、ある意味報われた。
私は、汚れた家を、人さまに見せたく無いという、ある意味見栄ぱりだ。
良く言えば、それを恥ずかしいと思う、古き良き時代の女だ。
全ての荷物を引っ越し業者さんに運び出して頂いた後、不動産管理会社さんの一言。
”綺麗に掃除されているので、クリーニング代は半額で結構です。約15年お住まい頂いているので、
実は、かなりの箇所の大規模修繕を覚悟して来たのですが、綺麗に使っていただいているので、ビックリしました。”
もちろん、15年も賃貸に住めば、故意に破損させてない限りは、多くの汚れや劣化は免責となる。
それに、原状回復費をよしおさんの会社が支払ってくれるので、心配していなかった。
結局、原状回復費はクリーニング代 23,000円で収まった。
私の戦いは、終わりを迎えた。
ひとまず、終わったのだ。
終わりの無い家事に終わりを迎えたのだ。
しかしながら、新しく引っ越した築16年の賃貸マンションでの新たな戦いが待っていた。
今度は、知らない誰か達がつけた汚れ。水垢、手垢、そして、何か想像したくない汚れ。
業者の行うクリーニングは、主婦が時間と手間を掛けたクリーニングと比べたら、
汚れを撫でただけ程の仕上がりしかないのを目の当たりにした。
だから、私は、又紙やすりを持ち、ナイロン雑巾を持ち、磨きあげるしかない・・・・・・
だから、旅の間くらい、何もしたくなぁーーーいのよ。
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