ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

想像力と自転車通勤。

2007年03月23日 | blog
自転車に乗っていると、いろいろと、発見があります。
勾配というか、傾斜というか、坂道が気になるのは、想像できますね。
ちょっとでも「登り」の道は、しんどいもんです。
ニンゲンの足なんて、じつに非力ですからね。

発見だなぁとおもうのは、「歩道」の「平滑さ」です。

歩道なんて、車道とおんなじように舗装されてるんだから、
「たいら」だとおもうじゃないですか。

これが、ぜんぜん「たいら」じゃないんですよ!
でこぼこしてるんです。
車道と歩道を、走り比べると、てきめんにわかります。
見た目は、おなじなんですけどね。

なんというかですね、そういう、ちょっとしたことでも、
「やってみたら、意外とこうだった」という、リアルな発見というのが、
ものすごーく、大事なことだとおもいます。

そういうことの積み重ねによって、想像力というか、
作り手としての「おもてなしのこころ」が、
養われてゆくのではないか。

と、日々おもうのです。

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3 コメント

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緑道が好き。 (ハタ)
2007-03-23 00:55:06
坂道! 自転車乗ってると敏感になりますよね~
いかにアップダウンの無い道を選択して
目的地に行けるかを考えるようになりました。


「リアルな発見」は、私も最近興味のあるところです。
いままで言葉や概念として認識していた、
当たり前のようなことを実感として再発見することが多いです。

30代ってそういう年代なのかしらと思いました。
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ロンドンでは (ぴこりん)
2007-03-23 06:14:00
徒歩通勤です。家から35分程。
季節の表情と街の様相を感じながら通勤すると、
交通機関を使っていると分からないことが
それこそ肌で感じられるのが素晴らしい。

天気の悪い日は、橋を渡る時、風が強くて
辛かったり、という感じですね。

自然とアンテナが敏感になります。
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Unknown (詩人)
2007-03-23 23:26:24
コメントありがとうございます。
コメントありがとうございます。

うわさ話を信用しないで、自分の目で確かめる、みたいなことかもしれません。特に、ウワサの主が「誰か」のばあいは、じぶんとの関係、つきあいかた次第で、ウワサと違う印象になるかもしれない。

わたしはバイクにずーっと乗っていて、オープンカーに乗ったこともあり、いまは自転車で、空気を肌で感じる ということについては、すごく思い入れがあります。

自転車は高校以来ですが、当時は沿道にトラックが多く、自転車で「息があがる」と、すぐにノドが痛くなりました。いまはそんなことはありません。

政治のことは書きませんが、都内からディーゼル車を締め出したことによる恩恵は、うけているのだとおもいます。
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