ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

フォーマット。

2007年03月23日 | blog

なんでもいいから自由に表現してみなさい。

と、いわれるよりも、
ある決められたフォーマットのなかで、
なにかを表現するほうが、
たのしい。

語弊があるなー。
でも、わかるひとは多いとおもいます。

それで、さいきん興味があるのは、
その、もともとの「フォーマット」をデザインする。
ということです。

まぁ、企画としての(規格としての)
「スゥォッチ」をデザインするようなものですね。

自由度とか幅を意識しつつ、
ほどよい範囲に「ガイドライン」をめぐらせてゆく。
「ルール」ではなく「ガイドライン」。

可能性を限定することで、
可能性を広げてゆく。

いいフォーマットがひとつあれば、その輪郭に沿って、
予想外のいいデザインが、なかば自動的に、生まれてゆく。

たまにはそういう、そのものではなく、
「後先」のためだけのデザイン、というのも、

おもしろいもんですよ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿