ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

シャツ。

2007年05月19日 | blog
タカシマヤで、ワイシャツをつくってみました。
10,000円。

丸井で売ってる吊るしのシャツでも、そのくらいめずらしくないですから、
きちんと採寸して、生地からディティールから選べるシャツが
イチマンエンというのは、決して高くはないです。

オーダーシャツというのは、これはもうすばらしいもので、
着心地がいいったらありゃしない。
というか、着ていることをわすれるフィット感です。
どんなに腕を動かしても、どこにも突っ張るところがない。

この道ウン十年とおぼしき年配の店員さんが、ものすごく手際良く採寸されて。
でも袖丈だけ3回計りなおして、「右手が長いようですが」といわれたときは、
「はい正解!」とおもいましたね。

たしかに、長年バイクに乗っているせいで、
アクセルをまわす右手の肩が下がってるんです。
右の袖を、5ミリだけ長くしました。

ああもう、あらゆる服をオーダーしたい。
GパンもTシャツもスニーカーも!!

シャツというのは「定型」ですから、
「構造」は吊るしと変わらないとおもうんです。
ただ、各部のバランスが「適正化」されている。

パーソナライズとマスプロダクトのあいだ。
一点モノと大量生産のあいだ。
だんだんいろんなモノが、デザインが、
そーいう傾向になってきやしてませんかね。

とりあえずつぎは、スーツを狙っております。
気をつけてると、「なんとかスーツフェア」とか、あるんですよね~。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
宣伝 (keiko)
2007-05-21 14:35:35
では、オーダーサロン・○タ○ラをどうぞ。
ま、石川の小松まで採寸に行って貰うけど。(爆)
実弟のスーツ、コートなどは全て父が作りました。
もちろん、父のスーツも父のお手製。

動く宣伝広告としてね。

最近は工場縫製の技術も格段に進歩して
(というより、腕の良い職人さんが工場で働かないと食べていけない現状)
オーダーメイドの価格破壊が起こっています。

うちのような店には、大変、厳しい状況。
返信する
そっかー (詩人)
2007-05-21 22:33:07
そういう技を守るためにも、お店に足を運ばなきゃな、ともおもいます。
難しいね。
返信する

コメントを投稿