ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

タカシマヤ。

2009年05月02日 | blog
きょうは近場で。玉川高島屋。
H&Mのおかげで恐々としている業種もあるだろうけど、ここはまさに対極。こういうお店はなくならないし、歳を重ねるとその真っ当なサービスが身にしみる。じじばばの店というイメージがあるけれど、微力ながら次の世代の顧客として、引き継いでゆきたいとおもう。

まずは食事をしたのだけれど、お店が赤ちゃん連れに慣れていて、自然なサービスをしてくれるので、すごくうれしい。子供が産まれて痛感したのは、子供が産まれてからのいろいろは、子供がいないと絶対わからない、ということ。その「わかる」と「わからない」の間には、絶望的に深い溝がある。子供が小さいうちはあまり出歩けないので、目にする機会がすくないだけだとおもうけれど、それって悪循環だ。そして、お店がそういうことに「慣れて」いることの素晴らしさは、いろいろやりくりしてがんばって、やっと外食のテーブルに辿り着いたときに、実に身にしみる。まだまだ外出は不慣れなので、ほんとうにありがたい。久々にまともな外食。

そして、ひさしぶりにシャツを作る。以前カジュアルな素材でつくったシャツを普段着にも重宝していたので、襟とカフスをソフト芯で作ってもらうことにする。過去のデータも残っているので、データじゃないな「伝票」だ。紙の。伝票も残ってるし、いいかげん慣れたので、オーダーもスムース。

カングーですが、やっぱり便利なのはスライドドアです。スライドドア最高。もう世界中のクルマがスライドドアになってしまえばいいのに!マンションの駐車場もそうだし、こういうお店の駐車場も、いや、あらゆる[P]で、ドアを野方図にばばーんと開けられる場所なんてありますか?すくなくとも今のわたしの生活圏には、ない。言い切っちゃうけど。窓が開かなくなるとか、開閉が重いとか、傾斜地では使いにくいとか、いろいろデメリットはあるけれど、スライドドア、もっと普及せんかな。ゼウスターンとスライドドアの組み合わせで、子供の乗せ下しがほんとうにラク。ラブ・スライドドア。