ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

Apple、超コンパクトUSB電源アダプタ。

2008年10月15日 | blog

交換を申し込んでいたのを完全に忘れていましたが、届きました。
対策品は、緑のポッチが目印よ。

電源アダプタがリコールと聞いて、てっきり発熱、発火系かとおもいましたが、違いました。

たしかになぁ。コンセントの歯が折れて、穴に残ったら、そりゃ怖いわ。

コンセントというのは、世の中の共通規格のひとつですが、なにせ歴史があって、とてつもなく普及しているものなので、ばらつきが激しいんだとおもいます。きつかったり、ゆるかったり。ゆるいよりは、きついほうがヨシとされてそうだし。

そういうものに対応させようとすると、強度とかは、過剰品質にならざるを得ない。

乾電池というのもひどいもんで、サイズのばらつきがけっこうあって、だから電池ボックスの寸法は、あまりギリギリまで詰められなかったりします。

あのほら、中国製とかの、ラベルが紙で巻いてある電池、みたことないですか?あんなの、直径で一ミリくらいは平気で違いそうです。
あとプラスの出っ張り具合で、おへそが接触しなかったりね。

案外そういう、「ローテク規格のための互換」っていうのは、最新機のハイテク機器でもあって、最新の技術ばかりを見ていると、つい忘れがちで、難しいのだとおもいます。

大胆な割り切り思想のAppleならではのリコール…といえなくもないような気もしなくもない。なんつってナニさまやねん。どうもすみません。がんばってください。