ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

無印良品、湯たんぽ。

2008年10月06日 | blog

まるで浜辺で脚を踏み出したら、つぎの一歩がおもいのほか深かった。というみたいに、がくっと肌寒くなった、こんな日は。
マウスを持つ指先ばかりがかじかんで、なかなか仕事に集中できません。

お昼にぶらっと立ち寄った無印良品に、ありました。ミニ湯たんぽ。

あったかくなるプロダクト、というのは素敵です。文字通り、気持ちも暖まります。
給湯室で、こぽこぽとお湯を注いで、フリースの袋にあちちと入れて。リスのように、だいじに両手で抱えると、あったかくて、温厚な気持ちになります。

そうやって、湯たんぽを抱えたままうろうろしていたら、いろんなひとに「あ、湯たんぽ?」と聞かれました。
湯たんぽ、というにはずいぶん小さいサイズなのだけれど、湯たんぽのプロポーションというのは、意外と強い記号性かあるのかもしれません。

そしてわたしは、おっさんなのに、こういう、ちょっとOLっぽいグッズがすき。膝かけとか。