ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

オムロン、耳式体温計、MC-510。

2008年10月11日 | blog


耳からピピッ!と計る体温計をはじめて見たのはドラマ「ER」でした。かっこよくって合理的で、感動したのです。
その後日本でも買えるようになりましたが、高くて諦めていました。

これも使えなくはないんですが、いまいち、うまくできない。ちなみに新生児の場合、脇の下ではなく首の下に挟みます。
もうちょっと簡単なのないかなぁ。とおもってアカチャンホンポにいったら、このタイプが2980円。安くなったもんです。

赤外線を使っているそうです。よくわかりませんが。
いまはじっくり吟味して探しているひまがないので、あるヤツを購入。



あのですね、あなたが工業デザイナーだったとしたら、あるいはプロダクトデザイン系の学生だったとしたら、リモコンとかの、「手にもって操作する機器」のデザインを、検討したことがあるとおもいます。
たぶん、粘土かスタイロフォームで、手にしっくり馴染むカタチを模索したとおもいます。でしょ?

そのときに、こういうカタチをみたことがあるとおもいます。

手でこねていると、自然にできるカタチというのがいくつかあって、それはもう作ったことがある人には、見た瞬間にそれとわかります。もちろん、それがわるいというわけではないんですが。
ただ、そういうのは、「見たらわかる」。

++++

しかし違和感あるのは、このセンサー部分についたビニールです。
汚れた場合、あるいは違う人が計る場合は交換すること、とあります。

とりあえず、娘の耳そうじから始めます。