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key word:腰痛 心理学 腰痛ガイドライン 理学療法
前にアップ
した記事なんですが、
腰痛で悩んでいる後輩セラピストが腰痛のほとんどはPTで良くなると信じていたようなので再びアップさせていただきました(かくいう私もそうでした
)。
最近、入院した患者さんで「腰痛に効く○○○○○体操」という雑誌の通りに体操をやって腰痛になった方がいました。入院当初は10秒間も立位保持できないほど状態が悪く、経過も悪く医師は原因が良く分からないとお手上げでした。この方を○○○○○○体操(海外徒手療法で有名)のコンセプトでは治すのは間違いなく無理でしょう。現在も、外来でこの方をフォローしていますが様々な観点からの評価・治療で良くなっています。このコンセプトを理解された患者さんはこの雑誌を捨てる
、とおっしゃってました。
腰痛で悩んでいる方は是非、以下の文を読んでみて下さい。武道PT的勉強会ではこのあたりもやっていく予定です
!!
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先日、久しぶりに日中テレビを見る機会がありました。
腰痛のゴッドハンド三名ということでトリガーポイント治療の整形外科医、超音波画像を使い徒手療法を駆使する柔道整復師、最後にマッケンジー法のインストラクターの整形外科医が出演してました。皆さん数年先まで予約でいっぱいだそうです。凄いですね。専門家として日々研鑽されているのでしょう。あと超音波画像は非侵襲性なので今後の臨床像(医師・柔道整復師との垣根)を変えていきそうです。
さて、皆さんは腰痛の原因をご存知ですか?理学療法士であれば椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、椎間関節症、はたまた座骨神経痛や梨状筋症候群などをすぐ想起するかもしれません。
では、それらは全体の何割を占めるかご存知でしょうか?上述した疾患や症候群は腰痛全体の約15%を占めるに過ぎないのです
。
一昨年前あたりにNHKスペシャル「病の起源(腰痛)」でもこのことを取り上げ放送してました。腰痛の大半は原因不明なのです。私たちは整形外科の授業で「腰痛」を習っていますが、疫学的なデータについてはあまり習っていないのです。本邦でもリハ雑誌などで腰痛ガイドラインの特集はありましたが、海外のガイドラインの内訳は触れてませんでした。
更に知りたい人は「ヨーロッパ腰痛ガイドライン」を調べてみましょう。
http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_602.htm#eu
このガイドラインは取り方によっては欧米の整形外科(内科)医、カイロプラクティック、そして整形理学療法士などによる腰痛治療はほとんど効果がないと言っているとも取れる内容です。海外系の徒手療法の研修でも海外インストラクターがこのことについて触れてました。海外で開業する整形セラピストには逆風だったようです。
私は全てを鵜呑みにする必要はないと思ってます。これはあくまでも現時点でのエビデンスで今後ひっくり返る可能性はいくらでもあるからです。しかし、捕らえ方によっては新しい視野を与えてくれるものだとも思います
。
皆さんは「椎間板の変性は三歳から始まる」、「診療所見と画像所見はほとんど一致しない」という強いグレードでのエビデンスがあることを知ってますか?
前のブログ記事で認知的不協和の状態について述べました。これと同じかもしれないのです。各職種の人達が自分達の治療法しか知らないので、目の前で治療効果が上がってるし自分達がナンバーワンと思い込んでしまう恐れがあるのです。心理療法、アロマや鍼灸なども腰痛治療に参与してます。皆、それなりにプラセボ効果であれ(私は各療法共に根拠や効果があると考えてます)治療効果をあげ顧客満足度を達成しているから経営が成り立つのです。
理学療法は日々進化しています。つまり、腰痛の治療も他の領域をきちんと学び取り入れていけば臨床結果が良くなるのかもしれません。
日本の大学病院でも腰痛患者の整形カンファレンスに臨床心理士や心療内科が介入し始めてます。これって、日本では画期的なことだそうです。(詳しくはNHKスペシャル 病の起源「腰痛」を参照)つまり幅広い視野と柔軟性が大切なんだと思います。
そんなこんなで、数年前から臨床心理・催眠を中心とした精神面を学び始めるようになりました。
「腰痛と社会心理学」について興味がある方は以下のTMSジャパンをチェックしてみて下さい。
心理や催眠の世界も奥深くて楽しいですよ
。
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腰痛で悩んでいる後輩セラピストが腰痛のほとんどはPTで良くなると信じていたようなので再びアップさせていただきました(かくいう私もそうでした
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最近、入院した患者さんで「腰痛に効く○○○○○体操」という雑誌の通りに体操をやって腰痛になった方がいました。入院当初は10秒間も立位保持できないほど状態が悪く、経過も悪く医師は原因が良く分からないとお手上げでした。この方を○○○○○○体操(海外徒手療法で有名)のコンセプトでは治すのは間違いなく無理でしょう。現在も、外来でこの方をフォローしていますが様々な観点からの評価・治療で良くなっています。このコンセプトを理解された患者さんはこの雑誌を捨てる
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腰痛で悩んでいる方は是非、以下の文を読んでみて下さい。武道PT的勉強会ではこのあたりもやっていく予定です
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先日、久しぶりに日中テレビを見る機会がありました。
腰痛のゴッドハンド三名ということでトリガーポイント治療の整形外科医、超音波画像を使い徒手療法を駆使する柔道整復師、最後にマッケンジー法のインストラクターの整形外科医が出演してました。皆さん数年先まで予約でいっぱいだそうです。凄いですね。専門家として日々研鑽されているのでしょう。あと超音波画像は非侵襲性なので今後の臨床像(医師・柔道整復師との垣根)を変えていきそうです。
さて、皆さんは腰痛の原因をご存知ですか?理学療法士であれば椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、椎間関節症、はたまた座骨神経痛や梨状筋症候群などをすぐ想起するかもしれません。
では、それらは全体の何割を占めるかご存知でしょうか?上述した疾患や症候群は腰痛全体の約15%を占めるに過ぎないのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0208.gif)
一昨年前あたりにNHKスペシャル「病の起源(腰痛)」でもこのことを取り上げ放送してました。腰痛の大半は原因不明なのです。私たちは整形外科の授業で「腰痛」を習っていますが、疫学的なデータについてはあまり習っていないのです。本邦でもリハ雑誌などで腰痛ガイドラインの特集はありましたが、海外のガイドラインの内訳は触れてませんでした。
更に知りたい人は「ヨーロッパ腰痛ガイドライン」を調べてみましょう。
http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_602.htm#eu
このガイドラインは取り方によっては欧米の整形外科(内科)医、カイロプラクティック、そして整形理学療法士などによる腰痛治療はほとんど効果がないと言っているとも取れる内容です。海外系の徒手療法の研修でも海外インストラクターがこのことについて触れてました。海外で開業する整形セラピストには逆風だったようです。
私は全てを鵜呑みにする必要はないと思ってます。これはあくまでも現時点でのエビデンスで今後ひっくり返る可能性はいくらでもあるからです。しかし、捕らえ方によっては新しい視野を与えてくれるものだとも思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0151.gif)
皆さんは「椎間板の変性は三歳から始まる」、「診療所見と画像所見はほとんど一致しない」という強いグレードでのエビデンスがあることを知ってますか?
前のブログ記事で認知的不協和の状態について述べました。これと同じかもしれないのです。各職種の人達が自分達の治療法しか知らないので、目の前で治療効果が上がってるし自分達がナンバーワンと思い込んでしまう恐れがあるのです。心理療法、アロマや鍼灸なども腰痛治療に参与してます。皆、それなりにプラセボ効果であれ(私は各療法共に根拠や効果があると考えてます)治療効果をあげ顧客満足度を達成しているから経営が成り立つのです。
理学療法は日々進化しています。つまり、腰痛の治療も他の領域をきちんと学び取り入れていけば臨床結果が良くなるのかもしれません。
日本の大学病院でも腰痛患者の整形カンファレンスに臨床心理士や心療内科が介入し始めてます。これって、日本では画期的なことだそうです。(詳しくはNHKスペシャル 病の起源「腰痛」を参照)つまり幅広い視野と柔軟性が大切なんだと思います。
そんなこんなで、数年前から臨床心理・催眠を中心とした精神面を学び始めるようになりました。
「腰痛と社会心理学」について興味がある方は以下のTMSジャパンをチェックしてみて下さい。
心理や催眠の世界も奥深くて楽しいですよ
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