地方の自作PC事情（店員編）

土日に仕事の後で某パソコンショップに寄りました。岡山では老舗にあたるお店です。以前は殿様商売だったのですが、最近ではWeb最安値よりも安いことも稀にあり、ちょっと存在価値が高まってきたところです。

ところがです、価格以上に地方のパソコンショップが都会に劣ることがあると思うんです。それは店員の質です。先日も以下のような会話を耳にすることができました。


客「ビデオカード探してるんじゃけど」
店員「どんなものをお探しで？」
客「今はエンコードしとるから”ラデのまあまあ”のんなんじゃけど、今度はゲームしたいからゲフォが欲しいんじゃ、でもゲフォは熱いらしいからそれが心配じゃ」
店員「こちらなんかおすすめです」
店員「ASUSの8600GTファンレスです、ファンレスなので熱も心配ありません。また、8600GTならゲームもたいてい大丈夫ですよ」
客「よし、それをくれ」


・・・唖然ｗ
ゲーム中心なら8600GTでは、パフォーマンス的に不足の恐れがありますね。どんなゲームするかによるんでしょうが、しかし、”ラデのまあまあ”のでエンコードするビデオカードっていえば2600系なんじゃないですかね。8600GTではそれほど変化しないような・・・

それ以前にですね、このお店は確かにASUSのEN8600GT SILENT/HTDP/256M（8600GTファンレスで256MB）の在庫が山ほどあるのがうかがえるのですが、それは256MBのモデルが13,980円です。ところが、その近くにはネット最安値よりさらにお買い得な玄人志向のGF8600GTS-E256HD（8600GTSで256MB）が15,980円であるんですよｗゆめりあの数字でいえば8600GTは26,500程度が目安ですが、8600GTSは32,000程度です。2,000円差なら俺は8600GTS買いたいですね。

そして、何よりファンレスは熱を心配しましょうｗPC自体の排熱が十分でないとただの鉄板焼きですよ。俺はそれが苦手でほとんどファンレスは使用していません。可哀想に、あの客、家で悔しがらなければいいけど。何よりASUSのファンレスって格好よくないんですよねｗ


こんなのもありました。


客「久しぶりの自作なんじゃが、マザボは決まったから、次はCPUが欲しいんじゃ」
客「3”メガ”以上がええんじゃがどんなんがあるかのう、やしーのがいいんじゃ」
店員「こちらのCeleron420はいかがでしょうか」
客「1.6GHｚっていうたらノートPC用じゃが」
店員「大丈夫ですよ、3GHｚまでいけますよ、たぶん」


マジかよ・・・ｗあんなお爺さんにオーバークロックをおすすめするとはｗｗｗしかも、口調でわかるだろうよ。お爺さんの3”メガ”以上ってのは、NorthwoodかPrescottのPentium4系の話だよｗ今のCPUと比較して性能の話すればいいのに。単純にクロックの話はまだしも、オーバークロックで3GHｚ回らなかったらどうするんだ、返品認めるのか？？ｗ

聞いてる分には楽しいのですが、買う側だったら腹が立ちそうですね。岡山では、店員には価格と納期以外は聞いてはダメな気がしますorzちゃんとした店員ももちろんいるとは思いますが、少数でしょう・・・