物欲パンツ

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Nikon D600の登場でFXレンズの中古価格はどうなるか?(その1)

2012-09-09 19:36:36 | デジカメ・銀塩よもやま話
NikonFXフォーマットでの廉価機、D600の登場がほぼ確定とされ、その発売日と予想される13日が近づいているところですが、自分はちょっと心配しています。もちろん、本体15万円、レンズキットで20万円ぐらいというD600を買うことはできないでしょうが、それ以上に新品及び中古レンズの価格が高騰するんじゃないかと怖いんです。それは自分が、稼働率が低いD700を持っているからです。



「なんで使わないの?」って聞かれたら見合ったレンズがないんです。自分が持っているフルサイズの標準域のズームレンズはTAMRONのA09(28-75mm F2.8)、190D(24-135mm F3.5-5.6)、A031(28-200mm F3.5-5.6)、Nikon Ai AF Zoom Nikkor 28~105mm F3.5-4.5D(IF)ぐらいなんですよね。いろいろかぶっていますが、190Dは初めてD70買った時にDXフォーマットのレンズ買えなくて中古で買ったものです。これらだと、せっかくのD700でも、D300やS5 ProなどのDX機にそれなりのレンズをつけた場合よりも、もやっとした写真しか撮れないんです。



単焦点は、F2.8クラスのものばかり、まあまあの数があり、その写りも満足いくのですが、それだとやっぱりレンズ交換が多くて使い勝手が悪いんです。でも、単焦点の写りを知っているばかりに廉価なズームレンズが使いづらいんです。



しかし、どうもFXフォーマットのカメラはよほどお金か時間に余裕がないと手を出してはいけない気がします。たった1,200万画素のD700ですら、廉価ズームレンズと廉価単焦点の違いはすごくわかります。3,600万画素のD800は、ニコン推奨のナノクリレンズでないとその真価を発揮せず、めちゃくちゃレンズを選ぶようですし、2,400万画素といわれるD600はどうなんだろうって思います。



結果として、S5 Proの発色が気に入ってるのもありますが、自分はよほど高感度が必要な時、レンズにこだわりなくがんがんISO上げて写真を撮る以外にはD700をほとんど使っていません。いつかは大三元と思いながらその夢がかなう日は遠そうです。



そんなわけで、D600を買った人の多くがキットレンズと噂される24-85mm F3.5-4.5 VR以外に、中古レンズに手を出すことになったらさすがに高騰しそうなので、それがかなり怖いのです。istDSが出た時にM42レンズが高騰したり、E-5が出た時にフォーサーズレンズが高騰したのを目で見て知っているので嫌な予感がします。
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