マコトの王者 赤 ＆ 青

ゲッサンからもう一つマンガを紹介します。”福井あしび”先生の”マコトの王者”です。これはボクシングマンガなのですが、満身創痍の世界王者　天堂誠と、才能あふれる野性的な挑戦者　大地真がその試合中にお互いの肉体と人格が入れ替わってしまうっていうよくあるストーリーです。世界王者は新チャンピオンとなった若い挑戦者の体に、若い挑戦者はベルトを失い、拳を痛めたボロボロのチャンピオンの体に入って目覚めるんですね。


そのありがちなストーリーを面白く見せるのは、斬新な構成です。毎回、大地真となった天堂誠の側から描いた青と、天堂誠となった大地真の側から描いた赤を半分半分連載するところなんですよね。部分的にこんな構成のマンガはあったかもだけど、毎回ってのは僕は知りません。


2人はマコトの王者の座をかけて再戦を決意し、それぞれの慣れない環境でがんばっていくわけです。そして、お互いの人間関係の中で自分のいたらない点に気付いたりしながら成長していくわけです。お互いの生活を守ったりもしながら…こうやって書いててもすごくありがちなんだけど、半分ずつってのが絶妙でついつい読んでいます。ただ、絵は正直苦手です、このAmazonの画像のカバーイラストに違和感を感じない人にはお薦めできるかと思います。なお、”あしたのジョー”や”はじめの一歩”ももちろん好きですよ。


単行本が完全に分かれているには賛否両論あるかと思いますがどうなんでしょうね。

マコトの王者(赤) 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス) 福井 あしび 小学館 このアイテムの詳細を見る

マコトの王者(青) 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス) 福井 あしび 小学館 このアイテムの詳細を見る

torne（PS3用地デジチューナーユニット） その４ 受信レベルと視聴品質

PS3用地デジチューナーユニットtorneのレビュー4回目です。外付けのUSB接続のHDDとしてI・O DATAのHDPS-U500(K)を使い始めたところです。さてと、今回はネット等でもあがりはじめたtorneのチューナー部分の受信感度が低いんじゃないかって話についてです。



素人ながら同じアンテナ線を使って同じ局で、僕の持っている地デジ機器の受信レベルを測定してみました。まずは肝心のtorneですが、63が最大と表示されました。




続いて東芝　REGZA Z7000ですが最大は68と表示されます。




続いて僕の持っている中で一番古い地デジ機器である東芝のVARDIA X8ですがやっぱり最大で68との表示です。東芝製の機器ばかりが比較相手ではあまり公平性があるとはいえませんがそのような結果でした。




なお、チューナーに起因すると思われる視聴画質についてですが、とくに根拠のない主観的な評価は以下のとおりです。


解像感　Z7000　=>　torne　>　X8
発色　Z7000　=>　X8　>　torne



torneの画質は、他の東芝機器と比較すると色のりが悪く、白っぽいです。しかし、解像感自体はあります。でも、人肌が白っぽかったりで個人的にはイマイチと思います。本当は画像で比較とか出来たら良いのだけど同じ番組で同じ条件で写真を撮る方法を思いつきません。今回はそのようなところでした。

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