変更(システム)を習慣化する場合のポイントその2です。
●伝え方をいつも同じにする
思いつきのように、そこらにある紙で変更を伝えることがありますか?
あまりおすすめしません。(習慣化しにくく、注目しにくい)
【ちょっとした工夫】
・ 何かの変更(物が壊れた、あるはずの物がないなど)の時は、いつも同じノートやホワイトボードに書く(お知らせなどの名前をつけておく)
・スケジュール等の変更では、いつも同じマークや色などを活用する
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「伝え方をいつも同じにする」
このことを自分のことじゃなく、たまに会う祖母のことで実感したことがあります。
祖母は年齢のせいで記憶力が落ちています。
忘れちゃいけないことは家計簿にメモしています。家計簿に書いてあることが絶対です。でも時々メモ用紙にもメモします。
ある時、メモ用紙にたくさん書きすぎてぐちゃぐちゃになってたんです。だから、私が親切のつもりで丁寧に読みやすいように書き直してあげたんです。
でも、それ、ダメでした。
祖母は、「自分が書いた字」じゃないと頭に入りにくいみたいでした。
結局、もう1枚メモ用紙を出して、自分で書き直してもらいました。
祖母にとっては、「自分の書いた文字」は、いつも同じだから、記憶に不安があっても、安心してそれを信頼できるんだと思いました。
話がずれています。ごめんなさい。
例えば、高次脳機能障害の方の記憶の困難さにも、習慣化は重要です。
構造化が他の高次脳機能障害、精神障害等で有効なのは、
この記憶と習慣化の部分にあると考えています。