自閉症支援で記憶の維持は重要なエッセンスです。
自閉症をもたれている方の中には自分の今やっている行動の維持(作業記憶)や一時的な記憶(短期記憶)が得意ではないかたがいます。
理解と同じぐらいこの記憶は重要で、理解できてもその記憶が消えると、活動が持続しないとか、混乱したりすることがあります。
そこで記憶の維持をたすけるのが視覚的支援の工夫です。
例えばスケジュールカードを持って各エリアに移動するのも作業記憶を補ったものです。
写真はかなり前に私が発案して行動援護の分野で広く使われているDoingポケットです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/ca/7793c2f094e783095692908f743e9cce.jpg)
これは屋外で自分がやっていることや移動先の記憶を補うために、スケジュールのカードを透明なポケットに入れて確認できるようにしています。
(お知らせ:はじめてブログをご覧の皆様。まずこちらを)
ちなみにBOUZANに関してはこちら。
感想、コメントお待ちしてます。もしくはランキングにご協力ください(下のバーをクリック)。
にほんブログ村
| Trackback ( 0 )
|
|