ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
  ☆ プロフィール講演・セミナー等の依頼について ☆ RSS readerをご活用ください!

  ※ このBLOG『ぼ〜ざん工房』はリンク・フリーです。
    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



先日、ワークショップを出ようとしたときに、
たまたま、ある利用者のお母さんがいらっしゃって、
年はじめの挨拶をいただきました。

「いい正月を過ごすことができました。本当にありがとうございました。」

この挨拶だけ聞けば、ありふれた年始めの挨拶でした。

しかし、もしも、
その利用者には大きな行動面の困難さをもち、
また変化や状況に影響をうけやすい方で、
長い間、本人も家族も気が緩む時がなく、

特別支援学校から成人支援センターのワークショップ移行して、
1年目に1日や1週間や本人の活動の中の変更を丁寧に視覚的に伝え、
今年度2年目で、1年目にあったことが2年目にないこともあることや、
1年目になかったことで、2年目にあることを継続して丁寧に視覚的に伝え、

変更や修正を伝えることが少しずつ可能になってきた上での、

「いい正月を過ごすことができました。本当にありがとうございました。」

であるならば、この言葉には重みがあり。

私たちがこれまでの支援とこれからの支援を見つめ直すには、
充分な影響を与える言葉です。

もちろん、多くはワークショップのスタッフが頑張った支援であるのだが。
親さんや関係機関の先生方を含めて、本当にチームでの仕事でした。

しかし、この言葉は、私や私たちにとって、
誉れであり、どんな着飾った賞賛よりも。
嬉しい言葉で。。。。。

お母さんに、
「いやぁ~、スタッフもお母さんも頑張ってきましたもんね。私は、少しのお手伝いです。今年もお願いします。」と言ってお辞儀をして、
後ろを向いた時には、涙があふれてきました。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




« これからも… 寒いけど、ぽ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。