ぼ~ざん工房
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自閉症支援&教育のコンサルテーションで、環境面のアドバイスをする時が多いです。

ただ環境面が整理され、刺激がすくなかったらいいわけではありません。

●支援を意識した環境

支援を意識した環境は、スタッフが支援することを前提としています。

例え環境面が整っていても、たぶんスタッフが、

常に働きかけなくてはいけない設定になっています。

例えば、
・1つの活動のエリア・境界が明確でない
・棚に無造作に道具が置かれていて、支援者だけしか使えない
・道具等のラベルは付いているが本人の理解にあっていない(支援者のためのラベル)
・支援者が誘導することが前提のエリアの設定



●自立を意識した環境

環境面で大事なのは刺激を少なくし、全体が整理されているだけではなく、

自立を意識した設定にすることです。

自立を意識した設定とは・・・(例えば)

・境界が明確で、どこで何をするのかがはっきりしている

・道具等が容器などで明確に整理されている

・本人が自分で準備し、自分で片付けるための視覚的な工夫がある

・本人の動線、記憶の維持等を配慮したエリアの設定




NPO法人夢の準備棚の設定


昨年度のTEACCH研佐賀支部のトレセミの設定
※本人の興味関心であるキャラクターを活用した整理統合。

【関連記事】
*「自分で準備し自分で片付ける」を教える
*物理的構造化 (場・環境の工夫)
*見えない境界を見えるようにする

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