昨日は、佐賀の(株)ぷれしゃす、児童発達支援事業所クレアのコンサルテーションでした。ぷれしゃすのホームページはこちら。
一日、ぷれしゃすにとっても、私にとっても意味あるコンサルテーションでした。
ぷれしゃす、今年で3年目です。早いもんですね。もう2年もたっています。
スタートで代表のTさんに「本当にやるの?少し延長しては?」と言ってから2年です。
本当に、TEACCHアプローチに接したことが無い、保育士やヘルパーさんが、本当に踏ん張って、コンサルタントの厳しい言葉に耐え、本当に2年間、スモールステップですがTEACCHのアプローチ、フレームワークのアプローチをまじめに実施されています。
まだまだ課題はあるのですが、他の事業所のモデルになる部分も増えてきました。
環境面を観ると、前回よりもさらに幼児・学齢期の自閉症児が境界イメージを持ちやすい環境設定になっていました。本当に素晴らしい。
しかしぷれしゃすのスタッフがすごいのは、片づけ上手な部分です。
朝の状態と、途中状態、終わりの時間の状態が常に同じで、むぞうさに物が散乱することがないのです。
もちろん終わりボックス等で本人達が片づける自立があるのですが、スタッフが必ず最終で物をこまめに片づけています。
物の刺激に影響をうけやすい彼らの支援では重要な視点です。
それだけで、環境は本人達にとってわかりやすい状態を保ちます。
児童発達支援の事業所さんだけではなく、保育所、幼稚園、学校でもモデルにしてほしい部分です。
【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(各主催ごと・随時更新予定)】
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