今日は、休みだったんですが、ちょっと新採のスタッフとメールでやりとりすることがあって。それがとても大事な視点のように思ったので勝手ながら引用して、アップします。
実は、金曜日に、ある利用者の表出言語があったことに対しての新採のスタッフの評価を発端に、過大評価の問題点と評価の注意点など、かなり深いディスカッションになり。彼はこれまで施設での支援経験があり。その上でそのディスカッションに対する感想をメールでくれたんですが。
一部省略して引用します。
「一昨日、Aさんの発言についてのディスカッションですが、今までの施設では、そのような発言があったということだけで、話が終わるのに、ワークショップ武雄では、本人の知的の部分と自閉症スペクトラムの両面から、その発言について深く考え、なおかつ、今後の支援する上でのポイントの説明と支援者として幅広く捕えるポイントの説明を聞いてるだけでも、スゴく勉強になります。」
とても良い感想で、本当に大事にしている部分を理解してもらっていると思います。
利用者の言動は、私たちにとって重要な情報です。しかし、その情報を活用して、本人の障害理解を深めるためには、また支援計画がより良いものにするためには、さらにディスカッションによって、様々な角度から分析し整理していくことが大切です。
表面的な観察だけに終わらずに、妥協せずにディスカッションを行うルーティン、習慣が重要です。新採スタッフの感想をきくと、こちらが、もう1度基本を思い出し、大事にしたことを再確認できます。
明日は、相談部門のミーティングで、また、たくさんのディスカッションをすることができます。本当に楽しみです。
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