マニュアル化が進みいろいろなところで活用されています。障害児者支援の領域でも大きく3つの要素で広がってます。(他にもあるかも?)
1.当事者の理解を助けるための手立て
2.支援のためのマニュアル
3.そのほかの業務のマニュアル
しかしマニュアル化しただけでは、あまり上手くいかない。
マニュアルが活用されるためにはチェックするシステムが必要というのが実践の中で感じていることです。ただのマニュアルは絵に描いた餅になってしまう。マニュアルを作ったときは良いが、時間とともに使われなくなり、最終的にはあまり使わなくなってしまう。(例えば、当事者のマニュアルでも、それが今どこまで出来たのか?を提示するためのチェックリストが必要になる。)
チェックする仕組み(チェックリスト)の利点をあげます。
・毎回、活動の度にマニュアルを再認識(意識)できる。
・どのくらい出来ているのかを目で確認できる。
・同じ一貫した仕事ができ、ミスが少ない。
今、私が所属するチームでは、支援項目(支援上のマニュアル)とあわせて個々の利用者の課題等をチェックできる工夫を整理しています。そのことによって記録観点を明瞭化することにつながると考えているからです。スタッフ全員が何となく観察ではなく、支援上のポイント、個別の課題のポイントを把握して実際の支援や記録をとってほしいからです。
さらにもう1つの計画として個別の支援計画のプロセスの中に組み込まれて、個別の支援計画シート、連絡帳とリンクすることで、一貫して、しかも発展的な支援につながると考えて実践しています。この部分は、まだ進めている途中で、具体的になったら講演等で発表、まとまったらBLOGで書き込めたいと思います。
| Trackback ( 0 )
|