児童発達支援事業の中の『保育所等訪問支援』という支援があります。
ご存知ですか?児童発達支援センター(事業所)の訪問支援員が保育所等を巡回します。
昨日ははじめての保育所等訪問支援で、訪問支援にでました。若いスタッフのコンサルタントの成長を観ることができました。やはりコンサルテーションもアセスメント力とプランニング力が重要だと感じました。
この『保育所等訪問支援』もそうなんですが、児童発達支援事業は、身近な地域での支援の充実が重要視されているように思います。
私が常々考えているのも、どこか一部の施設だけ、一部の専門家だけができる支援ではなく、身近な地域で支援できる体制を目指していますので、この『保育所等訪問支援』にも期待する部分があります。
ただ、1つの不安な部分がある事業でもあります。それは、個別給付である視点です。世の中の流れから当然なのかも知れませんが。そっか~??という感じです。
つまり、個別給付のサービスであるので、コンサルティは親さんなんです。でもコンサルテーションを実際に行い、必要に応じてアドバイスする相手は保育所等の先生方です。
これまでコンサルタントとして、コンサルティと実際にコンサルテーションする人が違う場合に問題が起こることが多く、コンサルテーションの効果もうまくいかないことがあることを知っていますので、正直不安です。
現在のところ、私が勤務する児童発達支援センターでは、個別支援計画とサービス利用計画による支給決定と利用者との契約後に、保育所等と別紙でニーズ調査を含む訪問の確認シートをつくっています(まだこれでいいのか確認しています)。その確認シートは所長さんや担当者のサイン・印鑑をもらって、訪問とコンサルテーションの承諾をもらうようにしています。
この事業、場合によっては、保護者と専門機関、保育所等の先生方間の感情的な問題を引き起こす可能性を含んでいると思います。
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