「 フレームワークを活用した自閉症支援 」は自閉症の特性からはじまっています。そして、書籍全体で常に「自閉症の特性を軸にする」という考え方を一貫させています。特性は自閉症教育・支援の常に中心になる軸と考えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/dc/069166e70d0ce3cde719a5ad1330b080.png)
【特性を軸とした自閉症教育・支援のイメージ】
一般論で考えるか、特性を軸として考えるかでは、支援計画が大きくかわります。例えば、一般論で「落ち着きが無い」と考えるか、「注意が転導的に移ってくるか」で支援の具体性は大きく変わります。
私がおすすめしていることは、まず生活全般で気になること、同じ発達年齢(及び生活年齢)の定型発達の人と比較しての行動や特性を紙や付箋に書き出してみます。それを『自閉症・発達障害特性シート』に盛り込んでいきます。最初から正解にならなくていいのです。書き加えながら本人の特性とそれに付随する指導・支援を書き出します。
多くの地域で、すでに『フレームワークを活用した自閉症支援』を活用している仲間やセミナーの受講生が書いた特性シートが周囲の支援者にとっても有効活用されている事例が増えてきました。
書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』では、特性に関して1つの工夫があります。すべての特性を丁寧には説明していません。文中には「全体よりも細部に注目する」特性を中心に、整理統合、実行機能に関して論じています。
その他の特性に関しては「自閉症特性解説の手引き」の最新版を巻末資料としてつけました。行動援護、コンサルテーションで活用してきた「自閉症特性解説シート」の最新版です。生活場面で想定される行動を中心に解説しています。ぜひご活用ください。詳しくはスペース96をごらんください。(こちら)
セミナーでは、直接観察またはVTRを活用して自閉症の特性のアセスメントもしくは解説を行います。
【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(各主催ごと・随時更新予定)】
【Amazonでの購入はこちら】
【スペース96での購入はこちらから】
| Trackback ( 0 )
|
|
本を持って行ったらサインお願いできますか?
ありがとうございます。
サインかぁ~。いります?
考えておきます。