ツワブキ・1~開花

 首都大学のフェンスに絡んでいたカラスウリの実が黄色くなるのを心待ちにしていたが、今日見るときれいに刈り取られていた。夏の間に伸び放題だったブタクサやセイタカアワダチソウなどの雑草が見事に無くなっていたが、一緒にあったアキノノゲシやナンキンハゼの若木もすべて道連れ。遊歩道にはみ出ていた草がなくなったお陰でヘビを気にせず歩けるようになったが、ちと残念。あの実生一年生のナンキンハゼは引き取っておけばよかったと思ったが後の祭り。その遊歩道の斜面に今度は「ツワブキ(石蕗)」が咲いていた。キク科の花だが葉がフキのように大きく艶があるのでツワブキ。『なるほど。でもそれならツヤブキでは?』 それはともかく、春先の若葉は食用になり、珍味のキャラブキはツワブキで作るらしい。そういえばこの近くにウドもあった。春の食卓を思い浮かべて思わずヨダレがでるが、『いえ、ちゃんとスーパーで買います。』
 
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フウセントウワタ・2~花

 この前は「フウセントウワタ(風船唐綿)」のあまりにユニークな形に驚き、花の写真を撮り忘れていたので再登場。花の形も実に劣らずなかなか面白い。ところで昨日、御徒町の花屋さんにこのフウセントウワタが並んでいた。世の中ではどうもポピュラーなようで知らなかったのは自分だけだったという感じ。
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トサミズキ・1~実

 南大沢2丁目で見つけた実。樹の名前が分からず、帰って図鑑を調べるとこれはお馴染みの「トサミズキ(土佐水木)」。樹形を見れば想像できそうだが、なかなかそううまくはいかない。図鑑にはたいてい花の写真がメインで、この実から早春に咲く品のあるあの花を想像するのはかなり難しい。ところで同じ仲間に、ヒュウガミズキとシナミズキがあり二つとも丸っこい葉で同じような実をつける。『もしかしたら、この樹はホントにトサミズキ?』 という思いが頭をよぎる。今度はヒュウガミズキの “実” 探しが宿題。
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フウセントウワタ・1~風船

 今まで見たことのない植物で最初は作り物ではないかと思ったほど。松木地区の駐車場の片隅で実を膨らませていた「フウセントウワタ(風船唐綿)」。熟すと中から綿が飛び出すというのでこれは見逃せない。今回は驚きのあまり写真はただ撮っただけの出来。
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ヒメリンゴ・2~実

 大栗川沿いにある大石やかた公園の「ヒメリンゴ(姫林檎)」。リンゴらしくだんだん赤く色づいてきた。 “ヒメ” の名の通りまるごと口に入ってしまうほどの小さい実。見るからに酸っぱそうだが、どんな味だろう。ちょっと試すには勇気がいる。ところで、まだヒメリンゴの花を見たことがない。来春を楽しみにしよう。
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ノガリヤス

 あちこちで見かけるイネ科の「ノガリヤス(野刈安)」で、刈り取りやすい野の草の意。刈りやすいのは良いが、写真は撮りにくい。例によって安物のデジカメだと背景の雑草に焦点が合ってしまう。果たして写真の出来はピントが甘い。そこで考えた別名 “ウツリニクイ”。 冗談はさておき、ノガリヤスとは安易な名前の付け方。まあ確かにこんな雑草に(失礼!)いちいちそれなりの名前を考えていてはきりがない。とはいえ小さなツルボには “参内傘” なんていう “いとやんごとなき” 別名があることを考えれば、名付け親のイメージ力の違いで不公平な結果になっている。
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スズメノカタビラ

 これが我が家の庭にでも生えたらあっという間に抜かれてしまう。繁殖力が強く大きくなると抜くのに一苦労ということでずいぶん迷惑がられている。ところが名前の「スズメノカタビラ(雀の帷子)」を想像してみると何とも可愛らしい姿が目に浮かぶ。雀が帷子を着て首を出し手を出し・・・あっ、手は無いか。しかし雀にしてはかなりのSサイズの服。このサイズに似合うのはバッタかクモか。しかしクモでは今度は手が多すぎる。
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オシロイバナ・1~花

 「オシロイバナ(白粉花)」の名前の意味など考えてもいなかったが、黒い種を潰すと白い粉が出てくるらしい。子供の頃は野山を走り回るほう専門でお化粧遊びなど女の子の遊びには全く縁がなかった。オシロイバナに白い粉があるなんて知る由もなく、せいぜいメシベの根元のほうの少し甘い蜜を吸った記憶くらい。本当に甘かったっけ? この花は松木川端公園の道路脇で見つけたもの。別名「夕化粧」で、日中は萎んでいることが多いが、たまたま開いていたのをパチリ。赤と白の花はよく見るが、中にまだらのものもあった。
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メグスリノキ・1~葉

 以前、信州の土産店で木片を「メグスリノキ(目薬の木)」として売っていた。その時は全く興味もなく、そもそもそんな名前の木があるはずはないと思ったもの。ところがその後その木が実在すると知り、一度お目にかからねばと思っていたらこの長池公園で見つけた。調べてみると日本にしか自生していない珍しい木で、その名の通り樹皮や葉を煎じて目を洗うと眼病に効くらしい。幸い眼病ではないが、最近ぼちぼち老眼が出始めているところ。仕事と趣味でパソコンに向かう時間が多くちょっと心配。どこかに “ロウガンノキ” は無いものか。
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アセビ・1~実と花序

 ウォーキングでよく見かける低木。枝ぶりからずっとツツジの一種だろうと思っていたが良く見ると実と並んで花序がだらりと垂れている。『これはどうもツツジではないな。』 と気づいてから3週間。久し振りに名前解明まで長時間を要してしまった。気になりだすとおかしなもので、どの道を歩いても目に入ってくる。正解はやはりツツジ科だが「アセビ(馬酔木)」。図鑑には花の時期の写真しかないのが手間取った原因。『いや待てよ。今年の春にあちこちでこの花を見かけたはず。』 今から思えばどうもドウダンツツジと混同していたようだ。ところでアセビは有毒植物で馬が葉を食べると中毒を起こすとか。そういえばセンニンソウも別名 “馬喰わず” だった。
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