ヤクシソウ・1~名前

 これはどうやらキク科オニタビラコ属の「ヤクシソウ(薬師草)」。小山内裏公園で咲いていたもので今までならばこれはタンポポと片付けていたところ。この花の名は “薬師堂の近くで見つけられたことが由来” とあるが、日本全国あちらこちらに薬師堂と名のつくお堂は多いはず。こういう由来を見ると、これはどこの薬師堂だろうと考えてみたくなる。段戸山のダンドボロギクなどは極めて明快。
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ヌルデ・3~葉

 「ヌルデ(白膠木)」を覚えて以来、これでもかというほどヌルデをあちらこちらで見かける。もともと雑木林に多い樹なのか、それともこの時期に葉っぱが白くなって目立ちやすいのか。しかしヌルデはウルシと同様、秋の紅葉が見ものだという。『えっ紅葉?』 これはどう見ても “白葉”。 これがこのあと赤くなるとは思えない。まあ紅葉はともかくヌルデの特徴は葉の軸にある翼。カエデの翼果のよう飛ぶ必要もないのに、なぜこんな翼をつけているのだろう。
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ヒイラギモクセイ・1~神社

 ヒイラギ(柊)をこのあたりで見かけることが多い。いつ載せようかなと思っていたが、思いがけず白い花をつけていたのを南大沢神社付近の道路脇で見つけてようやく登場。葉は虫喰い状態でいまひとつ。ヒイラギを調べていたら「ヒイラギモクセイ(柊木犀)」が出てきて、さあ困った。これはどっち? 両方ともモクセイ科モクセイ属でヒイラギモクセイはギンモクセイとヒイラギの雑種とのこと。小さな花をじっくり見るとキンモクセイの花の形にそっくり。とりあえずこれはヒイラギモクセイとして、今度はヒイラギを探して見よう。
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