カントウヨメナ

 清水入緑地の水辺で見つけた「カントウヨメナ(関東嫁菜)」。いつもならそのまま通り過ぎてしまうのだが、キク科の野草の知識を少し広げて見ようと思って注目。写真では分かりにくいが実際の色は少し薄紫色。西日本に分布するヨメナに対して関東以北に分布するとのこと。菜の名の通り、ヨメナは食用だがカントウヨメナは食用にはならないらしい。まあ食用になったとしてもこの場所は犬猫の散歩道。口にする気にはならない。
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オニドコロ・1~蒴果

 首都大学の藪の中で多く見られる「オニドコロ(鬼野老)」。ヤマノイモ科ヤマノイモ属でジネンジョウと同じ仲間。ということは地中にはもしかしたら美味しい芋が・・。残念ながら根は苦くて食用ではないらしい。特徴は花の後にできる3翼の蒴果。まるで縄のれんのように連なっている。藪の中でもこの蒴果はすぐ見つけられる。名前の “野老(トコロ)” は、太い根茎が海老のように曲がり、細根が老人の髭のように見えることからつけられ、長寿を願う正月飾りにも使われるとのこと。
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