ユリノキ・10~冬芽

 首都大学キャンパスにある「ユリノキ(百合の木)」の冬芽。モクレン科の落葉高木で初夏にチューリップのような花をつける。ところがこの花の位置が高くて、今年は間近に見ることができなかった。その集合果も落葉後によく目立つが、これも手が届かない。
 ユリノキの冬芽は長さ1.5センチほどの薄紫色で、靴べらの先のような形。見ようによっては “烏帽子” のように見えなくもない。この芽鱗の中には春を待ちわびる小さな葉があるはず。芽吹きの様子が楽しみになってくる。
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トチノキ・5~冬芽と葉痕

 首都大学キャンパスの「トチノキ(栃の木)」の冬芽。このトチノキはテニスコート付近に十数本並んでいて若人の元気な姿をいつも見守っている。トチノキの冬芽は長さが3~4センチとかなり大型で、表面は樹脂に覆われてベトベト。さてお楽しみの葉痕のほうは、ひとつはペシャンコで、もうひとつは “ひょっとこ” のような顔。
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