鉛フリーハンダを使っても、「温度を250度以上に上げてはいけない」という決まりは変わりません。
しかし、スズが99パーセントと多い分、結晶ができて割れやすくなってしまうのです。
表面が白くなるのが前兆です、常に艶のあるハンダ面になるように気を使ってください。
これは自動車やテレビで、基盤のハンダ接続不良と言う故障になってしまうのです。
EUの規制開始から15年以上経過していますので、皆さんも故障を経験しているかもしれません。
故障を防ぐために、温度管理をしっかり調節できる半田鏝が開発されたものです。
中華ものでしたら2千円くらいで売っていますが、国産「Goot」をお勧めします。
「ハッコウ」は中華製を扱っていて、ハンダなどは数か月前まで全て中華製表示でした、この頃表示が無くなっています。
でも、ハンダの包装などは同じなのです、信用ならない会社です。
世の中は「鉛フリー」に向かって進んでいます。
でもアマチュア無線では、アンテナコネクターはじめ低い温度の方が良いものばかりなのです。
温度が低くなければならないものは鉛入りで、耐熱性のあるものは鉛フリーを使うのがよろしいかと思います。
つづく