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カラムシ

2022年09月29日 10時59分17秒 | 野草

 イラクサ科 カラムシ属 カラムシ

 本州から四国、九州に分布する多年草、少し湿った林の縁や草地、空き地などで見られます。

 高さは1メートルから2メートル、細い茎は株からまっすぐのびますが土手などでは垂れます。

 葉は互生、葉柄を持ち、少し細長い卵形、先は細くなってとがります。

 周りには鋸歯があり、葉の表は細かい葉脈がめだち、葉裏は細かい毛で白く見えます。

 葉の付け根付近から花枝を出し、枝分かれして多数の花がさきます。

 茎の上部には雌花、下の方には雄花がさきます。

 雌花は多数の花柱が集まって球状になります、イガグリのように見えます。

 雄花も多数の花が集まります、黄緑色の花被片4枚と雄しべ4本があります。

 雄しべの先には白い葯が付いて花の外にのびます。

 古代の衣服は「麻」と言うことになっていますが、麻だけでなく色々な草木から取れた繊維を縄文時代から使っていたそうです。

 草木の繊維は性質によって衣類のほか釣り糸や漁網、袋などにも使われました。

 特に「カラムシ」の布は綿花が栽培されるまで農家の普段着として使われていたそうです。

 今ではカラムシの細い繊維を選んで作った新潟県の越後縮、小千谷縮、沖縄県の宮古上布など高級な着物が知られています。

 


タマアジサイ

2022年09月27日 21時24分21秒 | Radio

 アジサイ科 アジサイ属 タマアジサイ

 東北地方南部から中部地方に分布する落葉低木、やや湿った林内や沢で見られます。

 高さは1メートルから3メートル、あまり枝分かれせず細い幹が立ち上ります。

 葉は対生する卵形、先はとがり周りには鋸歯があります。

 秋に苞に包まれた「玉」のような蕾ができます、蕾が玉のようなアジサイなので「タマアジサイ」とよばれます。

 蕾を包んでいた苞が落ちると、花枝が枝分かれして広がります。

 それぞれの枝先で、花柄が分かれて30個ほどの両性花が集まってさきます。

 両性花はうすい紫色の花弁が4枚、雄しべは8本。

 両性花のまわりには、白い萼片4枚の装飾花が囲みます。

 アジサイの仲間は初夏にさきますが、タマアジサイは夏が過ぎて秋の風が吹き始めたころの花がさきます。

 このタマアジサイの蕾みが開いて、下のように花になります。

 

 


ヒガンバナ

2022年09月25日 10時47分33秒 | 野草

 ヒガンバナ科 ヒガンバナ属 ヒガンバナ

 中国原産の多年草、稲作と同時期に日本へ渡ってきたそうです。

 野生化してあちこちで見られますが、種子ができないので株分けしか移動の方法がありません。

 人為的に植えられたものとなります。

 秋の彼岸のころ何もないところから花茎が立ち上がり花がさきます。

 花が終わり枯れるころ、「ニラ」によくにた細長い葉が株から多数のびます。

 冬を越して葉が茂り初夏には無くなってしまいます。

 他の植物が葉を落としている時期に光合成をおこなって地下の鱗茎に養分を貯めています。

 雑草の草むらで生き残るには、他の植物とは葉を広げる時期を変える生存戦略のようです。

 花茎は30センチから60センチに立ち上がり、6本の花柄が輪生して分かれます。

 紅色の鮮やかな花弁は6枚が大きく反り返って開きます。雄しべ本と雌しべの花柱が花の外にのびます。

 花柱には花粉の入った葯がついていないのと、少し太いので区別できます。

 種子ができないのは、種子ができると球根が売れなくなってしまうからです。

 この時代から中国人の根性が見えています。

 これだけしたたかな中国人でも、プーチンにはあきれているようです。

 

 


キットテスター

2022年09月23日 10時24分48秒 | Radio

 kaise社のキットテスターを作ってみました。

 AMAZONから到着して、梱包の袋から出したら箱の糊が取れていました。

 パーツに変形はなさそうなので作ろうと思ったら、大変です!!説明書が有りません!!!

 ピンチです。アマゾンで調べると「クレーム」は全て返金処理のようで、また買い直すのは面倒です。

 だいたいこの品物で5日もかかっているんです。

 kaise社にメールで連絡を取ると、早速対処していただきました。

 型番はKF-30KIT、とてもコンパクトです。しかし、組立・取扱説明書はA4版40ページです。

 最初は箱が開いてしまい箱から落ちた、と思っていました。

 が、説明書を二つに折って箱には入りません。三つに折るとかなりかさ張ります。

 箱の外についていたのが別々になって、部品の入った箱だけが届いたようです。

 抵抗は22本、ダイオード4本は基板にマークが有るので順に差し込みます。

 オレンジのコード2本は、説明書が無ければどこに行くか?ピンチでした。

 使用したハンダは「銀ハンダ」、銀メッキ部品用ですが、基盤は金メッキです。

 まあ、板金用ハンダを使うより良いでしょう。と言うより家にはこれより良いハンダはありません。

 付属のハンダは多分フリーハンダと思われます、「信頼性」と「低抵抗」から銀ハンダを使いました。

 融点は「共晶」の183度より低くて173度だそうです。

 鏝の設定温度は350度、融けてから3秒後に鏝を外します。

 大きな測定リード差込口は取り付け済みでした。

 抵抗器は金属皮膜抵抗の誤差1%品。

 「抵抗は、ハンダ付けしてから、リード線をニッパーで切ってください。」と書いてあります。

 しかし、接続を確実にするには、リード線を切ってからハンダ付けが常識だそうです。

 「パチン」と切った「ショック」をかけてはいけないのだそうです。

 音響機器メーカーの基板はハンダの前に切って曲げてあります。これを見習いましょう。

 先を横に折り曲げてあるので富士山型より膨らんでしまいました。

 でもハンダにつやがあります。信頼性はこの方が上だと思います。

 切り替えスイッチの接点は金メッキで信頼性向上です。接点用オイルを塗っておきました。

 ブラシを取り付けの際はダイヤルのボールにグリスを多く着けて落ちないようにしました。

 完成です。

 上側の抵抗をはりつけたシートに残っているのは、確認用の抵抗2本です。

 120VレンジでAC100Vを計って100.0V線の真上です。

 300VレンジでAC100Vを計って102.5V表示。

 テスターの誤差は差の数字をフルスケール目盛で割るので、+0.8%なのでデジタル並みの性能でした。

 メーカーの許容差はAC電圧測定では±4%、十分クリアーしています、測定器メーカーってすごいんですね。

 組み立てただけで校正は不要です。というより抵抗を取り換えなければ修正はできません。

 工業高校学生さんの練習用ですが、一般人の我々にも面白かったです。

 メーターはミラー付きの本格派です。


今日の城山公園

2022年09月21日 16時22分39秒 | 名所

 今日の城山公園です。

 台風が去って秋風が入ってきましたが、秋晴れにはなりません。

 でも大した汗をかかずに済むので、山に登るのが楽になってきました。

 今日の駐車場は、世田谷、名古屋、郡山、遠くからいらっしゃいます。

 渚の駅は相変わらず、平日でも満車です。

 県にお願いして駐車場を広げるのも有りかな?と思います。

 富士山は見えません。船が霞んでいるくらいだから雲が厚いんですね。

 手前の海自基地では何やら訓練中です。

 運搬訓練でしょうか、荷物を吊るして一回りしてきました。

 千葉県の水産実習船千潮丸も、たまにはエンジン動かさないと錆びてしまいます。

 ぐるりと回ってきたらブリッジに学生さんが出てきました。

 こんな船を動かして湾内一回りしたら病み付きになってしまいそうです。

 CB1ー88は千葉県の漁船番号  IMO9379882は国際海事機関番号  7JBMは無線局呼び出し符号です。