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ヤマボウシ

2021年05月30日 12時00分13秒 | 樹木

 ミズキ科 ヤマボウシ属 ヤマボウシ

 本州から四国、九州に分布する落葉亜高木、山地の湿った場所に自生します。

 同属のハナミズキが公園樹や街路樹として植栽されていますが、病気に弱いため日本に自生しているヤマボウシを植栽する場合があります。

 葉は対生、先のとがった卵形で葉脈の側脈は縁の方に曲がって先端に向かう形です。

 縁はなめらかですが波打ちます。

 花は、大きな4枚の白い花弁に見えますが、白い総苞で紅紫色の模様がつきます。

 総苞の中心に球形の集合花があります、緑色の花弁は4枚、雄しべ4本があります。

 上の写真では、花弁や雄しべは落ちて柱頭しか見えませんが、下の写真では集合花の雄しべが見えます。

 花は少し大きくなって紅色の集合果となります。

 名前は白い総苞が山法師の頭巾のように見えることからだそうです。

 


フウトウカズラ

2021年05月29日 16時14分23秒 | 樹木

 コショウ科 コショウ属 フウトウカズラ

 関東地方以西の本州から四国、九州に分布する常緑樹でつる性です。

 茎の途中に節があり、節から根を出して樹木や岩場に登ります。

 葉は互生、細長い卵形で先がとがり縁はなめらか、葉柄があります。

 葉は緑色でやや光沢があり、5本の葉脈があります。

 葉柄の反対側から花柄をのばして、多数の花がついた尾のような花穂が垂れ下がります。

 雌雄別株で、雄花に花弁は無く多数の雄花に雌しべ3本がつきます。

 雌花も花弁は無く、柱頭3本の子房が多数つきます。

 雌花は冬に紅色の果実が穂状にをつきます。

 「コショウ」のなかまですが香辛料にはならないそうです。

 


スダジイ

2021年05月27日 11時01分34秒 | 樹木

 ブナ科 シイノキ属 スダジイ

 新潟県、福島県以南の本州から四国、九州に分布する常緑の高木です。

 高さは20メートルにもなります。太い幹が立ち上り上部で枝分かれしてこんもりとした樹形になります。

 葉は互生、先のとがった卵形でまわりには鋸歯があります。

 葉は厚く、表は緑色で裏側は細かい毛があるのでうすい茶色に見えます、若い今年の葉はまだうすい緑色です。

 若い本年枝に花がさきます、ほとんどの花は雄花が多数集まった雄花穂で垂れ下がり雄しべ10本がブラシのように見えます。

 本年枝の先の方に雄花穂が立ち上がります、雄花には短い花柱3本がつきます。

 下の写真では枝の先で、ブラシのような雄しべが無く少し緑色が濃い枝が雌花穂です。

 花は強い香りがあります、雌花には来年の秋に砲弾型のドングリが実ります。

 


チョウジカズラ

2021年05月25日 16時07分03秒 | 樹木

 キョウチクトウ科 テイカカズラ属 チョウジカズラ

 秋田、福島以南の本州から四国、九州に分布するつる性の常緑樹、海岸近くの暖かい場所で見られます。

 20日は同じ属の「テイカカズラ」でしたが、チョウジカズラの方が葉が大きく、花も大きく、花枝も長いです。

 つる性の茎から気根をのばして近くにある木や岩を登ります。

 葉は対生、先のとがった卵形で縁はなめらか、葉には厚みと光沢があります。

 枝先で花枝が枝分かれして花がさきます。ジャスミンのような香りがします。

 つぼみは先とがり、ねじれるのでドリルのような形です。

 細い筒型で先が5枚に広がり同じ方向にねじれるのでプロペラのようになります。

 筒形の花弁の内側には雄しべが癒着しています、花の入り口付近で雄しべ5本が癒着します。

 花の入り口付近は花弁がふくらみ「副花冠」となります、この部分は黄色く見えます。

 雌しべは花の中央で雄しべより短く、雄しべの下側で低くなっています。

 秋になると「人」の字のような2本の莢に入った種子がタンポポのような毛につかまって飛んでゆきます。

 


今日の城山公園です

2021年05月23日 18時27分21秒 | 名所

今日の城山公園です。

お天気は久しぶりの晴れ、公園は家族連れが多いです。

駐車場もまあまあの台数で、臨時駐車場は半分以上あいていました。

市内では客商売で生計を立てている人もいますから、お寿司でも食べてアジの開きでも買って帰ってください。

 三浦半島までは見えるのですが、湿度が高いため富士山は霞んで見えません。

 お城の周りは桜の木が緑の葉を広げています。

 公園内ではツツジが終わって、サツキが満開にさいています。