タテハチョウ科 ミスジチョウ属 コミスジ
北海道から本州、四国、九州に分布します。
羽根を開いてとまりますが、ガではありません。
茶色から黒茶色の羽根で、白い3本の線が特徴で、小さめの蝶なので「コミスジ」と呼ばれます。
羽根の裏表は同じ模様です、胴体は緑色の毛が生えています。
幼虫はクズ、ハギ、フジなどのマメ科の植物を食べます。
タテハチョウ科 ミスジチョウ属 コミスジ
北海道から本州、四国、九州に分布します。
羽根を開いてとまりますが、ガではありません。
茶色から黒茶色の羽根で、白い3本の線が特徴で、小さめの蝶なので「コミスジ」と呼ばれます。
羽根の裏表は同じ模様です、胴体は緑色の毛が生えています。
幼虫はクズ、ハギ、フジなどのマメ科の植物を食べます。
昨日の城山公園です。
8月も終わりに近くなってきましたが、まだまだ暑さが続いています。
1180年8月23日源頼朝が石橋山の合戦で敗れ、箱根神社周辺を逃げ回りました。
8月28日真鶴半島から小舟で脱出して、安房の国に到着したのが今日29日だったのです。こんな暑い日だったのでしょうね。
相模湾には黒潮の支流が西から東に向かっています、この流れに乗って房総半島の先端にやってきたのです。
千葉県内の豪族でも、千葉氏は頼朝に味方していますが、上総氏は様子を見ていました。
上総氏に近い長狭六郎は頼朝の首を取って手柄を上げようとしています。後日、鴨川市の一戦場で頼朝勢と戦い負けています。
この状況で竜島に上陸して、長狭六郎が知れば大挙して襲撃です、小舟に乗った落ち武者など多勢に無勢で勝てます。
長狭六郎には申し訳ないのですが、頼朝が竜島に上陸していなかったので、安房で勢力を整えた頼朝に打ち取られてしまったんですね。
無料双眼鏡は5時過ぎたのでシートが掛けられています。
5時を過ぎてもまだ暑いです。夕日桟橋に何か見えます。
SEP型自己昇降式台船と呼ばれる作業船です。
大阪 吉野建設所属の第27吉野号、紅白の足4本を海底に下ろして港湾作業を行う船です。
現在は夕日桟橋の西端に移動して作業中です。
キンポウゲ科 センニンソウ属 センニンソウ
北海道南部から本州、四国、九州に分布する、つる性常緑低木。
葉は対生する奇数羽状複葉、小葉は卵型に近い細長いハート型、前縁で切れ込みのあるものもあります。
葉の付け根から花茎をだし枝分かれして多数の花が咲きます。
花弁はなく、白い萼片が4枚、雄しべが多数、花柱は1本に見えますが雌しべが8本集まっています。
雌しべが受粉すると、果実が数個から8個集まった集合果となります。
果実から長い毛が伸びます、この毛が山の仙人の髭のようなので「仙人草」と呼ばれるのです。
同属の「ボタンズル」によく似ていますが、蕾の先が尖っています、ボタンズルは球形です。
また、ボタンズルの葉は3出複葉で、小葉には鋸歯があります。
キンポウゲ科 カラマツソウ属 カラマツソウ
北海道から本州、四国、九州に分布する多年草、湿り気のある日当たりの良い草原や林の縁でみられます。
高さは30センチから1メートル、茎の上部に花が咲きます。
葉は互生、小葉は1センチ前後卵型で、葉先が3枚に浅く裂けます。2回3出複葉。
枝分かれした先に花が咲きます。花弁はなく、4~5枚の萼片が付きますが開花するとすぐに落下してしまいます。
下の写真をよく見ると萼片の見える花もあります。
雌しべは1本、雄しべ多数が球のように広がります。
この雄しべが開いているところが、「カラマツ」の葉のように見えるので「カラマツソウ」と呼ばれるそうです。
トウダイグサ科 ニシキソウ属 ニシキソウ
本州から四国、九州に分布する一年草、空き地や庭先でみられます。
茎は長さ10センチから20センチ、花が咲くときは立ち上がります。
葉は対生する少し細長い楕円形、中心には暗紫色の斑紋が不明確です。
葉の付け根に杯状の花が数個付きます、花弁のように見える付属体が4枚、花柱3個、雄しべが4個あります。
花のあとには三角形の実が付きます。
茎の毛が少なく、さく果に毛がなく、葉の暗紫色の模様がないのが日本のニシキソウです。