BosoRadioClub

房総アマチュアラジオクラブ
連絡用ブログ
クラブ員と無線関係者は、左下のカテゴリーRadioへお入りください

チョウセンカマキリ

2021年07月29日 18時45分47秒 | 動物

 カマキリ科 カマキリ属 チョウセンカマキリ

 本州から四国、九州に分布するカマキリです、国外では朝鮮半島と中国に分布します。

 写真は、まだ羽根もない幼虫ですが、かなりの大きさがあり、前脚の付け根に模様が無いことからチョウセンカマキリとします。

 カマキリは卵鞘とよばれるスポンジ状のかたまりの中に卵を産み付けます。

 卵から孵化した幼虫は「前幼虫」と言う状態で、脚や触角のない状態です。

 卵鞘から外界へ出ると脱皮して、脚や触角のあるカマキリの幼虫になりますが羽根はありません。

 幼虫は小型の昆虫を食べて、数回の脱皮を繰り返して大きくなると羽化して成虫になります。

 一つの卵鞘から孵化するのは数百匹ですが、成虫になれるのは数匹だそうです。

 カマキリの特徴は、前脚が鎌のように変化して昆虫をとらえやすく発達しています。

 頭部は複眼が発達して顎も強くなっています。首は柔軟で頭部が自由に動きます。

 羽根は退化して、体の重い雌は飛ぶことができず、細身の雄が飛ぶ程度だそうです。

 


キタキチョウ

2021年07月27日 11時58分34秒 | 動物

 シロチョウ科 キチョウ属 キタキチョウ

 いままで「キチョウ」とよばれていたチョウは、南西諸島に分布する「ミナミキチョウ」と本州から九州に分布する「キタキチョウ」の2種に分けられたそうです。

 羽根はあざやかな黄色、羽根の先端が黒色の帯、夏型の方が秋型より黒帯が大きいそうです。

 羽根の裏面に模様のある「モンキチョウ」より少し小柄で、成虫で越冬します。

 幼虫の食草はマメ科のネムノキやハギ類。成虫は花の蜜を吸いますが夏は暑いので水たまりの水も吸います。

 


今日の城山公園

2021年07月25日 14時45分41秒 | 名所

 今日の城山公園です。

 夏の日差しはかなり強力です。日向にいると溶けてしまいそうです。

 でも、東の風が吹いているので木陰に入れば涼しいです。

 お客さんはここまで登ってきません、忍者の送迎もしていますがお客は少ないようです。

 ※「忍者」の格好をした運転手が、八犬伝の絵を描いた小型車で頂上まで運んでくれます。

 富士山は雲の上から頂上が見えています。中央には残雪が少しだけ見えます。

 駐車場は、千葉、品川、市原など地域以外のお客様で3割ほどうまっています。

 さすがに北条海岸はパラソルと日よけのタープで埋まっています。

 海水浴場は開設しているので、ライフセーバーは常駐のはずです。

 開設しなくともお客は来るでしょうね、それで事故があったら評判落としますよね。

 開設するのはひと悶着あったはず、子供に水浴びくらいさせてやりたいですので、開設には賛成です。

 館山湾には護衛艦「かが 184」が錨泊していました。

 しばらくしたら西に向かって出港しました。

 湾内には「そうりゅう型」潜水艦も、「おやしお」型より翼が低く見えます。

 潜水艦は、船舶の識別信号を出しません、艦番号も書いてありません。

 USAの原子力潜水艦は識別信号を出し浮上して東京湾に入ります。

 海自基地前を沖に出てゆきました。

 艦番号111「おおなみ」も「かが」とでてゆきました、首都圏の警備でしょうか、お役目ご苦労様です。

 ちなみに、ヨット競技の行われる江の島周辺は、保安庁の艦船6隻が囲んでいます。

 

 


マンリョウ

2021年07月24日 11時16分03秒 | 樹木

 ヤブコウジ科 ヤブコウジ属 マンリョウ

 関東地方以西の本州から四国、九州に分布する常緑の低木です。

 海岸沿いの照葉樹林内に自生しますが、日陰でも育ち紅色の実が付くので庭にも植えられます。

 幹は枝分かれせず1本が立ち上がり、葉が上部につきます。

 葉は互生、細長い卵形で葉は厚く周りには波状の鋸歯があります。

 葉の下側に花枝がのび、枝分かれして多数の花がさきます。

 花弁は白色で5枚、雄しべの黄色い葯は中心に集まります、雌しべの柱頭は雄しべの間から白い糸のようにのびます。

 秋から冬にかけ紅色の果実になります。

 


センリョウ

2021年07月22日 17時38分01秒 | 樹木

 センリョウ科 センリョウ属 センリョウ

 関東地方以西の本州から四国、九州に分布する常緑の低木です。

 暖地の照葉樹林内で見られます。高さは50センチから1メートル。

 株から幹が立ち上ります。半日陰のような場所の方が葉がきれいです。

 葉は対生、向かい合ってつきます、細長い卵形で厚みと光沢があり、まわりには鋸歯があります。

 枝の先で花枝が分かれて花がさきます。

 花には花弁や萼は無く、緑色の球形が雌しべの子房で、小さな柱頭がつきます。

 雌しべの子房の脇についている白いものが雄しべの葯です。

 秋から冬に紅色の果実になります。